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5/4【全日本】石田&鼓太郎がJr.タッグリーグ制覇 メインで亮生&HAYATOを熱戦撃破

『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023』後楽園ホール(2023年5月4日)
「Jr.TAG BATTLE OF GLORY2023」優勝決定戦 ○石田凱士&鈴木鼓太郎vs青柳亮生&ライジングHAYATO×

 石田&鼓太郎のBLACK GENERATION INTERNATIONAL(BGI)が亮生&HAYATOを破り、Jr.TAG BATTLE OF GLORY優勝だ。

 5チームが出場したジュニアタッグリーグ戦はこの日、優勝戦を迎えた。勝ち上がったのは勝ち点5で並んだ亮生&HAYATOと石田&鼓太郎のBGIコンビ。4・30大阪大会での最終公式戦で引き分けたばかりの2チームが決着戦を迎えた。

 この日はチャンピオン・カーニバルAブロック最終公式戦となったが、それを押しのけてジュニアタッグリーグ決勝戦がメインを張った。試合は一進一退の熱戦に。BGIコンビが主導権を握りかけたが、亮生&HAYATOもラ・ケブラーダ、スワントーンボムの連続発射で応戦。亮生のキリモミ式ジャンピングハイキック、HAYATOのライオンサルト、人でなしドライバーが次々に決まって勝機を作った。

 だが、BGIコンビは沈まない。石田がHAYATOにレッグラリアット、張り手、顔面蹴りと打撃ラッシュを浴びせ、亮生がカットに飛び込んでも鼓太郎がツームストンパイルドライバーでHAYATOの上に突き刺して撃退。すかさず石田が孤立したHAYATOに張り手、顔面蹴りとたたみかけ、ハーフタイガースープレックスホールドで料理した。

 石田&鼓太郎が熱戦の末に亮生&HAYATOを破ってジュニアタッグリーグ戦優勝を飾った。試合後、石田は「負けたらさっさと帰って、俺らに突っかかることもなく、それが今のあいつらの全日本を背負う覚悟ちゃうんか? ジュニアもヘビーと一緒じゃ。飛んだり跳ねたりだけじゃなく感情やろ? プロレスは感情でやるもんや。あいつらと戦って一回もその感情、感じることないよ」と亮生&HAYATOを酷評。「俺らがこのタッグリーグ優勝したってことは、まだまだこの全日本のマット俺らで暴れさせてもらうぞ」と宣言した。

 バックステージでも石田は「このタッグリーグ優勝しただけで俺ら終わらんぞ。まだまだこの全日本マット、自由に暴れさせてもらうから楽しみにしとけ」と繰り返したが、鼓太郎は「このトロフィー以外に優勝して何もないのかよ?」と不満顔。ドリー・ファンク・ジュニアPWF会長が大仁田厚に返上を勧告したのを知ってか「アジアのベルト返上されたんだよね? そのベルト俺ら優勝したんだから、ここ持ってこいよ」と要求した。ともあれジュニアの栄冠を一つ手にしたことで、BGIの全日本侵攻はこれから加速していくことになりそうだ。


【試合後の石田&鼓太郎】
▼石田「リング上で言った通りや。ジュニアタッグリーグ優勝したぞ。全日本の所属でもない、俺らBLACK GENERATION INTERNATIONALがや。言っとくぞ。このタッグリーグ優勝しただけで俺ら終わらんぞ。まだまだこの全日本マット、自由に暴れさせてもらうから楽しみにしとけ」

▼鼓太郎「このトロフィー以外に優勝して何もないのかよ? アジアのベルト返上されたんだよね? そのベルト俺ら優勝したんだから、ここ持ってこいよ」

▼石田「俺らが巻いたらええんや」

――大仁田選手は返上しないと宣言しているが?

▼鼓太郎「何でだよ? ケガしたんなら返上しろ!」

▼石田「誰や? 管理するヤツが言ってるんやろ。返上しろって。それで返上せんって聞くんか? 聞かへんやろ。返上せい」

▼鼓太郎「今すぐここ持ってこい」

▼石田「持ってこなコメント終わらんぞ。はよ持ってこい。もうええわ!」


【亮生の話】「あぁ、クソ! ダメだ。クソ。亮生&ライジングHAYATO組をあんなに応援してくれたのに、期待に応えられませんでした! ちょっと今は何も出てきません」

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