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5/7【全日本】田村奮闘も土井が世界ジュニア盤石V2、亮生が奪還名乗り

『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023〜レック株式会社 presents〜』大田区総合体育館(2023年5月7日)
世界ジュニアヘビー級選手権試合 ○土井成樹vs田村男児×

 土井が肉薄した田村を返り討ちにし、盤石の世界ジュニア王座V2。前王者・亮生が奪還の名乗りを上げた。

 4・8後楽園大会におけるジュニアタッグリーグ公式戦(土井&谷嵜vs光留&田村)で土井にピンフォール勝ちを収めた田村が世界ジュニア挑戦を表明。この日、両者によるタイトルマッチが実現した。

 田村のパワーファイトに土井は苦戦。俵返しで引っこ抜かれ、随所でラリアットを何発も食らった。DOI555からのバカタレスライディングキックが空を切り、ダンロックに捕まってしまう。耐えてもデスバレーボムを連発されて追い込まれた。

 それでも土井は沈まない。パワーボムを食い止めると、バカタレスライディングキックで逆襲ののろし。DOI555を3連発すると、最後はこん身のバカタレスライディングキックでダメ押しして3カウントを奪った。

 土井が田村に苦戦を強いられながらも世界ジュニア2度目の防衛に成功。全日ジュニア頂点の座を盤石とした。試合後、挑戦を表明したのが前王者・亮生。「土井成樹、そのベルトを懸けて、もう一度俺と戦ってください。次は俺が勝ちますから」と名乗りを上げた。当初は土井も「終わって早々、ちょい待て。またお前か? この前、やったばかりやろ。オールジャパンのジュニアは青柳亮生、ライジングHAYATO、田村男児、この3人しかおらんのか」と不満げだったが、「1周回ってな、次は2周目突入や。お前と2回戦目、やったろうやんけ。決定でええよな」と受諾。土井が勝利した2・19後楽園大会以来の再戦が決定的となった。


【土井の話】「がっかりや。今日防衛したのはええとして、次はまた戻るのか、青柳亮生に。リング上でも言うた通り、3人しかおらんのか、オールジャパンのジュニアは。おかしいな。もっとおったと思うけどな。それやったら順番に列に並べ。亮生、HAYATO、男児、もうこの3人、順繰りに回したるから。次、どこでやるかわからんけど、いつでもええわ。手の内はわかってるし、タイトル戦で勝ってるし、ジュニアタッグでもやってるし。まあ、大事なのは俺が何周回すかってことやぞ。見とけ」

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