プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

5/6【DDT】クリスがHARASHIMA撃破、アラフィフ対決制した高木と2回戦で対戦

 DDTシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2023」が6日、東京・新宿FACEで開幕。クリス・ブルックスが1回戦でHARASHIMAを破り、坂口征夫とのアラフィフ対決を制した高木三四郎と2回戦で激突することになった。

 来日4年目のクリスはDDT参戦以来、「KING OF DDT」「D王 GRAND PRIX」で結果を残せておらず、並々ならぬ思いで今大会に出陣した。リングインと同時にHARASHIMAの背後からミサイルキックを叩き込む奇襲をかけ、トペを敢行。セコンドに就いた高梨将弘、ドリュー・パーカーが巧みにクリスをアシストした。

 それでもHARASHIMAはミドルキック連打、ジャンピングハイキック、リバース・フランケンシュタイナーで応戦。蒼魔刀も叩き込んだが、スワンダイブ攻撃はクリスが阻止。串刺しドロップキック、スワンダイブ式スタナーを繰り出すと、プレイングマンティスボムを連発して3カウントを奪った。

 一方、53歳にして5年ぶりの出場となった高木は、7月で50歳になる坂口と対戦。坂口の蹴り、三角絞めに苦しめられながらも、最後はスタナーからのテキサス・クローズラインを決めて逆転勝ちを収めた。

 その二人が5・7新宿大会での2回戦で対決することになった。「HARASHIMAはミスターDDT。彼に勝ったから絶対優勝します」と誓ったクリスは「次はタカギさん。自分の社長、おじいちゃんだね。明日は100%。50%じゃない、やさしくない。明日、殺します」と宣言した。

 対する高木は「坂口征夫、すごすぎる。あの人、あと2ヵ月で50でしょ? やってて楽しかった。まだまだ50代、お互い頑張りましょう」と同世代の坂口に刺激を受けた様子。「次、クリス、一番イヤなヤツが来たな。HARASHIMA君のほうがよかった」と言いながらも、「今日一晩考えます。あいつが何が苦手か、何が一番弱いのか。何が一番大好物なのか考えて挑みます。クリス、勝つ。優勝する」と必勝を誓っていた。

プロ格 情報局