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5/11【DRAGONGATE】エストレージャが1年ぶり凱旋試合でジェイソン料理 日本語でブレイブ照準

『HOPEFUL GATE 2023』後楽園ホール(2023年5月11日)
ラ・エストレージャ凱旋帰国試合 ○ラ・エストレージャ&ドラゴン・ダイヤvsKzy&ジェイソン・リー×

 エストレージャがメキシコ武者修行から約1年ぶりに凱旋帰国。いきなりブレイブ王者のジェイソンを料理すると、日本語によるマイクアピールでベルト獲りをアピールした。

 エストレージャは正体不明のマスクマンで、2020年12月にデビュー。ユニット・MASQUERADEのメンバーとして活躍していたが、昨年6月から無期限のメキシコ武者修行に。今大会で約1年ぶりに凱旋帰国。MASQUERADE時代の盟友・ダイヤと組んで、Kzy&ブレイブ王者・ジェイソンのNATURAL VIBESコンビと対戦した。

 1年間で体の厚みが増したエストレージャだが、空中殺法は健在。先発こそダイヤに譲ったが、タッチをもらってリングに入ると、ジェイソンとスピーディな先制争いを繰り広げる。バク宙から飛びついてのコルバタでジェイソンを場外に追いやると、あいさつ代わりにロープの間を抜けてのブエロ・デ・アギラを敢行した。

 ダイヤが捕まる展開が続いたものの、エストレージャが再び登場すると流れは一変。トリッキーな動きで相手2人を翻ろうして場外に転落させ、ロープの反動を利した場外背面ダイブを発射する。ダイヤとの連係も機能。エストレージャのカミカゼ、ダイヤのその場飛びシューティングスタープレス、エストレージャのダイビングボディプレスが連続してKzyに決まった。

 負けじとNATURAL VIBESもエストレージャを狙い撃ち。サンドイッチエルボーなど怒とうの連続攻撃を放つと、ジェイソンはマキシマムドライバーの構えに。しかし、不時着したエストレージャはコルバタをフェイントにし、両手と両足をまとめて押さえ込む変型エビ固めでクルリ。ブレイブ王者から3カウントをもぎ取った。

 エストレージャが凱旋試合でいきなりジェイソン狩り。試合後、これまで正体不明でマイクアピールをしてこなかったエストレージャがマイクを持つと、リング上の3選手は驚きを隠せない。エストレージャは日本語で「皆さんこんばんは! 約1年、メキシコをベースにアメリカ、カナダ、ヨーロッパで試合してきました。その成果をこのリングで出していきたいと思います。そして、今日ブレイブチャンピオンに勝ったんで、ブレイブのベルトも狙っていきたいと思います。今後のエストレージャに期待していてください」とアピール。ブレイブ王座に照準を合わせた。


【試合後のダイヤ&エストレージャ】
▼ダイヤ「今日、久々のエストレージャとのタッグということで、僕がエストレージャの気持ちを代弁するつもりでいたんですけど、その必要はないみたいでした。なぁ、エスト」

▼エストレージャ「今日、久しぶりに日本で試合して、少し緊張しましたけど楽しかったです。リング上でも話した通り、ブレイブチャンピオンに勝ったんで、ブレイブのベルトを狙っていきたいですね、今後は」

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