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5/14【スターダム】ジュリアが4年ぶり対戦・安納に「そのユニットでいいのか?」 桜井は奈七永戦を志願

『Last Jumbo Princess 〜ひめか引退セレモニー〜』後楽園ホール(2023年5月14日)
△安納サオリ&中野たむ&なつぽいvs桜井まい&テクラ&ジュリア△

 ジュリアが4年ぶりに対戦した安納に「そのユニットでいいのか?」とメッセージ。また、桜井は高橋奈七永との一騎打ちを志願した。

 5・27大田区大会で行われるアーティスト王座戦「(王者)KAIRI&なつぽい&安納vsジュリア&桜井&テクラ(挑戦者)」の前哨戦として、たむ&なつぽい&安納とジュリア&桜井&テクラが対戦した。

 テクラに集中放火を浴びせてCOSMIC ANGELSが主導権を握るも、タイトル戦を前に燃えるテクラは場外ブレーンバスターでなつぽいに反撃する。DDMから見ると裏切り者にあたるなつぽいの顔面を挑発的に蹴り飛ばすと、気迫のこもったエルボーを連発してどよめきを誘った。スピアーも突き刺したが、続くランニングエルボーは相打ちに終わる。

 続いて、4年ぶりに向かい合ったジュリアと安納もエルボー合戦で感情をぶつけ合う。次々と蹴り技を繰り出したジュリアはSTFに捕獲。しのがれてもコーナーに上がった。安納は雪崩式フランケンで叩き落とすと、たむ&なつぽいはダブルトラースキックで加勢。残り2分となると、安納はフィッシャーマンスープレックスからキャメルクラッチで絞め上げた。

 テクラが急行し、ジュリアと合体フェイスバスター、サンドイッチエルボーで巻き返すと、桜井はダイビングエルボードロップを投下。ジュリアは安納を急角度のバックドアップで引っこ抜く。そして、グロリアスドライバーの構えに。たむがトラースキックで横やりを入れると、なつぽいとともに桜井&テクラを場外に排除。息を吹き返した安納とジュリアはジャーマン合戦で火花。ジュリアが鋭いヒザ蹴りを突き刺したところで時間切れ引き分けのゴングが打ち鳴らされた。

 試合後、ジュリアと安納が視殺戦。マイクを持ったジュリアは「安納サオリ、4年ぶりだな。4年ぶりでこんなんじゃ全然全然物足りねえんだよ」と吠えた。そして、COSMIC ANGELS所属となった安納に「お前は本当にそのユニットでいいのか? 大丈夫? 知らないけど」とニヤリ。「まあ、アーティスト戦、大田区で答えが出るんじゃないのかな?」と意味深げにメッセージを送った。

 「貴婦人」コールを浴びた桜井もマイクを持ち、「後楽園ホールにお越しの庶民の皆様ごきげんよう。5月27日、大田区で庶民エンジェルズを宇宙のゴミクズにして差し上げます。そして、高橋奈七永、どこかしら?」と奈七永を呼び出した。

 「パッション」コールを浴びて奈七永が登場すると、桜井は「高橋奈七永、次のNEW BLOODで私があなたのパッション注入マッチに志願してあげてもよろしくてよ? 私が言っているんだから、もちろん受けるわよね」と上から目線で要求した。

 奈七永は「桜井まい、お前さ、最近プロレスのことよりマイクのことばっか考えてんじゃないの? 人に言っているぶんには面白かったけど、私に言ってきたな、コノヤロー。お前ボコボコにされてえのか?」と怒りをあらわにしたものの、「まあ、いいや。マイクだろうがなんだろうが、プロレスにはパッションが大事なんだ。そのプロレスの基本の『き』、お前にパッション注入してやるよ」と受諾した。

 桜井は「いろいろと言ってくれるわね。おだまりなさい、この庶民レジェンド。あなたが女子プロレス界の人間国宝なら、私は女子プロレス界のローランド。この世には2種類のプロレスラーしかいない。私、貴婦人様か、それ以外かよ。帰ってよろしくてよ」と言い放って奈七永を下がらせ、「そして今日、ここにいる庶民の皆様。今日はひめかの引退セレモニーで涙を流し、帰りは水道橋駅近くの富士そばでかけうどんでも食べてお帰りなさい。今日は天ぷらをトッピングしてもよろしくてよ。それではごめんあそばせ」と斬り捨てた。

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