5/18【全日本】宮原快勝も小島をだまし討ち 青柳はオカダ&拳王とトリオ結成のATへ「二人の潤滑油になる」

『#ajpw スーパーパワーシリーズ2023』新木場1stRING(2023年5月18日)
○宮原健斗&永田裕志&小島聡vs石川修司&青柳優馬&ヨシタツ×

　宮原が現王者・永田、小島と異色の歴代三冠王者トリオを結成。快勝したものの、試合後、小島をだまし討ち。青柳はオカダ・カズチカ、拳王とトリオを組む6・9ALL TOGETHERへ向けて「青柳優馬が潤滑油としてあの二人の仲を取り持つ」と宣言した。

　5・13富山大会で「ジャンボ鶴田メモリアル 三冠王者プレミアム6人タッグマッチ(永田&宮原&石川vs諏訪魔&大森&小島)が実現したばかり。この日は現王者・永田、宮原、小島の3人が歴代王者トリオを結成し、石川&青柳&ヨシタツと対戦した。

　宮原と小島は4・30大阪大会に続く合体となったが、やはりチームとして機能しない。小島のエルボーが宮原に誤爆し、宮原のフロントハイキックも小島に誤爆してしまう。永田と3人で連続串刺し攻撃を狙った際には宮原と小島が同時に走ろうとして衝突。かみ合わないまま試合は続いたが、小島がヨシタツに豪腕ラリアットを叩き込んで「健斗、行け!」と叫ぶと、呼応した宮原がシャットダウン・スープレックス・ホールドで勝負を決めた。

　永田&宮原&小島の異色トリオが快勝。試合後、宮原が永田コール、小島コールを煽り、新日本の二人へのコールが発生した。が、次の瞬間、宮原が小島にフロントハイキックを見舞ってだまし討ち。「ちょっとわけわかんねぇ」とぼやく小島の前にやってきた宮原はやはり相容れないようで「お前しっかり見ろよ。2発も食らってんだろ! ダメだ、こっちが優しくしてやったら」と不満をぶつけた。小島も「優しいからだろ。優しいから調子に乗っただろ、お前がよ!」と感情的に反論。宮原は聞く耳を持たず「一生お前と会わねぇからな。お前、5月29日、後楽園、絶対くんなよ」と通告した。

　一方、青柳はALL TOGETHER6・9両国大会へ向けてパートナーのオカダ、拳王にメッセージを投げかけた。その二人とトリオを結成し、棚橋弘至&宮原&清宮海斗と対戦する青柳は「オカダ・カズチカと拳王、どう考えてもあの二人はうまくいかないでしょう」と懸念。そこで「この青柳優馬が潤滑油としてあの二人の仲を取り持って、新日本プロレス、NOAH、全日本プロレス、プロレス界を僕が一つにまとめたい」と宣言。初合体となるこの3人のキーマンとなりそうだ。


【試合後の宮原、小島】
▼小島「ちょっとわけわかんねぇけど、ただ凄い…」

※宮原がやってきて

▼宮原「小島てめぇ、このヤロー!」

▼小島「ふざけんなよ、てめぇ!」

▼宮原「お前しっかり見ろよ。2発も食らってんだろ! ダメだ、こっちが優しくしてやったら」

▼小島「途中まで優しかっただろ!」

▼宮原「何、入場の時、小島コール起こってんだよ、てめぇ、このヤロー!」

▼小島「優しいからだろ。優しいから調子に乗っただろ、お前がよ!」

▼宮原「調子に乗りやがって! 一生お前と会わねぇからな。お前、5月29日、後楽園、絶対くんなよ」

▼小島「優しくしてたら、もう! ふざけんなよ、てめぇ! こっちが優しくなったと思ったら、お前も優しくなって…どっちなんだよ!」


【青柳の話】「ちょっと気が早いですけど、ALL TOGETHER AGAINの話をさせてください。いいですか。僕はどういうわけか、どういう経緯で選ばれたかわかりませんが、オカダ・カズチカ、拳王、青柳優馬組という凄い、何か青柳優馬がいることが申し訳ない対戦カードに組まれましたけど、僕はあのオカダ・カズチカと拳王、どう考えてもあの二人はうまくいかないでしょう。だから僕が、この青柳優馬が潤滑油としてあの二人の仲を取り持って、新日本プロレス、NOAH、全日本プロレス、プロレス界を僕が一つにまとめたいと思います。ALL TOGETHER、カズチカ、拳王…拳王じゃねぇ。大輔。カズチカ、大輔、一緒に俺たちでプロレス界を一つにして盛り上げよう」