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5/28【新日本】帝国軍の強制乱入で大混乱 YOSHI-HASHIが3WAYで迎撃宣言「レベルの違い見せる」

『BEST OF THE SUPER Jr.30』大田区総合体育館(2023年5月28日)
後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&矢野通vsEVIL&高橋裕二郎&SHO

 EVILが帝国軍を強制乱入させたため、リング上は大混乱に陥り、ノーコンテスト決着に。改めてグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレがIWGPタッグ決定戦に名乗りを上げると、YOSHI-HASHIが「俺たち毘沙門とのレベルの違い見せてやるよ」と迎撃を宣言し、3WAY戦が急浮上した。

 オージー・オープンのIWGPタッグ王座返上を受けて、6・4大阪城ホール大会で新王者決定戦を行うことになった“毘沙門"後藤&YOSHI-HASHIと“HOUSE OF TORTURE"EVIL&裕二郎。5・26代々木大会でそこにオージー・オープンの同門にあたるUNITED EMPIREのオーカーン&ヘナーレが待ったをかけて、3WAY戦が浮上したものの、拷問軍は対戦を拒否していた。

 迎えた大田区大会。試合を終えたオーカーン&ヘナーレはバックステージに戻らず、リングサイドに鎮座し、波乱含みの状況の中、後藤&YOSHI-HASHIは矢野と、EVIL&裕二郎はSHOと組み、最終前哨戦で対戦した。

 毘沙門サイドは序盤から連係攻撃を駆使したものの、拷問軍は得意の場外戦に持ち込んで主導権。EVILはオーカーンたちの前で後藤を暴行すると、「お前ら、バカなんだから帰れ」と罵声を浴びせた。帝国軍は微動だにせず試合を見守る。

 後藤が一方的に攻め込まれたが、矢野が試合を立て直すと、YOSHI-HASHIが反撃へ。ならばと拷問軍は3人がかりで襲いかかり、セコンドの東郷やEVILがレフェリーの注意を引きつけると、SHOはスパナを投入。YOSHI-HASHIに殴りかかろうとした。だが、後藤がラリアットで横やり。一気呵成に拷問軍をナデ斬りにすると、YOSHI-HASHIもスポイラーチョーカーを持った東郷をトラースキックで排除。ここがチャンスと、YOSHI-HASHIはバタフライロックでSHOを絞め上げた。

 しかし、ここでEVILが大暴走。リングサイドのオーカーンとヘナーレに掴みかかり、強引にリングに押し込んだ。3チームが大乱闘を展開すると、レフェリーは試合続行不可能と判断し、ノーコンテストの裁定を下した。

 混乱を招いたEVILは先にリングを去っていくが、収まらないオーカーンは「タッグのベルトは帝国のものなんだよ。てめえらなんかに渡すわけねえだろ。ビビってねえで、誰の挑戦でも受けろ。それが新日本プロレスだろ」と猛アピール。すると、YOSHI-HASHIは「おい、てめえらがその気ならやってやるよ! おい、あいつらと貴様らと俺たち毘沙門とのレベルの違い見せてやるよ」と3WAYでの迎撃を宣言した。

 その後も両チームは罵声を浴びせ合う。オーカーンが「これが帝国の絆の証だ」と帝国旗を見せつければ、YOSHI-HASHIは「こんな偽りの旗、俺たちがぶっ壊してやるよ」と通告。激しい視殺戦を繰り広げた。

 拷問軍が拒否したため、一旦は棚上げ状態になったオーカーン&ヘナーレのタイトル戦参入だが、もう一方の毘沙門が迎撃を宣言したため、3WAY戦が急浮上。あとは新日本サイドの判断待ちとなった。

プロ格 情報局