プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

5/29【新日本】新日ジュニア新時代誓うワトが6・4大阪城でのIWGPジュニア挑戦へ豪語 「ヒロムさんに負けない自信がついてる」

 『BEST OF THE SUPER Jr.30』優勝者マスター・ワトが一夜明けた29日、東京・新日本事務所で会見。6・4大阪城大会でIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロムへの挑戦が決まり、「ヒロムさんの強さに自分は負けない自信がもうついてる」と豪語し、ベルト獲りによる新日ジュニア新時代の幕開けを予告した。

 ワトは5・28大田区大会における決勝戦でティタンを破り、スーパージュニア初優勝。自身初となる新日本におけるシングル栄冠を手にした。ワトは試合後、IWGPジュニア王者・ヒロムに6・4大阪城大会での挑戦を表明。この日、正式決定を見た。

 ワトのIWGPジュニア挑戦は1・4東京ドーム大会における4WAY戦(ヒロムvsワトvs石森太二vsエル・デスペラード)以来、5ヵ月ぶり。3度目の挑戦で新日ジュニアの至宝撮りに挑む。しかも舞台は地元・大阪。「地元でBEST OF THE SUPER Jr.王者としてIWGPジュニア王者に挑戦できるのは最高の舞台」と闘志をかき立てられている。

 ワトにとってヒロムは新日ジュニアで戦っていくことを決意するきっかけになった大きな存在。「彼がベルトを持ってるから狙いにいくじゃなく、高橋ヒロムだからあなたを倒したいという気持ちがある」と言うワトにとって高い壁だが、スーパージュニア優勝によって自信を深めたとあって「ヒロムさんの強さに自分は負けない自信がもうついてるので、絶対にヒロムさんを超えてやる。その気持ちで戦いたい」と予告してみせた。

 新日ジュニア新時代を掲げるワトは今回の優勝によって「開くための一歩は踏み出した」と感触をつかんだ。その先に進むためにもヒロム超えによるIWGPジュニア王座獲りを遂げるのみだ。「BEST OF THE SUPER Jr.に優勝したマスター・ワトとして、変わった自分をぶつけたい」と言い切ったワトが地元・大阪で新時代の扉に手をかける。


【会見の模様】
▼ワト「このたび過酷なシリーズではありましたが、BEST OF THE SUPER Jr.30を優勝することができました。自分の中でやっとここまでこれたのかなと。自分の中ではやっぱりもう少し早くと思ってたんですけど、このかけた時間がさらなる自分の強みになったのかなと改めて思いましたし、自信にもなったので、このかけた時間を自信と勇気をもってIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦したいなと思います。堂々と挑戦します」

――王者・ヒロムはどんな存在?

▼ワト「自分の中ではジュニアという舞台でやると決めた選手でもあるので、彼がベルトを持ってるから狙いにいくじゃなく、高橋ヒロムだからあなたを倒したいという気持ちがあるので。今まで思ってる気持ちをすべてぶつけにいこうかなと思います」

――「新日ジュニアの新時代を開く」と言っていたが?

▼ワト「開くための一歩は踏み出したのかなと思ってます。ただ、やっぱりIWGPというベルトは開くためにも必要なベルトなので、ベルトを獲ってから開いていこうかなと思います」

――2017年6月の後楽園でヒロム選手とタッグで対戦したのがジュニアで戦っていくきっかけとのことだが、自分の成長をどう感じている?

▼ワト「あの時、自分自身はヒロムさんと戦って感じた素直な気持ちがあったんですけど、レスラーとして、BEST OF THE SUPER Jr.に優勝したマスター・ワトとして、変わった自分をぶつけたいなと思います」

――マスター・ワトとして最初に戦った大阪城での挑戦も巡り合わせを感じるが?

▼ワト「それは本当に最高の巡り合わせだなと思いますし、それに大阪といえば自分の地元でもあるので、地元でBEST OF THE SUPER Jr.王者としてIWGPジュニア王者に挑戦できるのは最高の舞台だなと。その上でしっかり勝ちたいなと思います」

――「変わった自分をぶつけたい」とのことだが、優勝によって変わった点は?

▼ワト「試合に向かう時の自信が変わったのかなと。イチレスラーとして、イチ新日本プロレスのレスラーとして堂々と戦えてる自分が変わったのかなと思います」

――ヒロムの強さについては?

▼ワト「BEST OF THE SUPER Jr.も3連覇してますし、IWGPジュニアも巻かれてるので、強いのは間違いないですが、ヒロムさんの強さに自分は負けない自信がもうついてるので、絶対にヒロムさんを超えてやる。そんな気持ちで戦いたいなと思います」

――昨日、優勝して周りの反響は?

▼ワト「凄かったですね。先輩方からたくさんメッセージをいただいて、まだ自分自身も昨日、一睡もできずに過ごしたんですけど、まだ返事が返せてないので、これからSNSも含めて返事を返していきたいと思います」

プロ格 情報局