5/29【全日本】宮原が北斗にメッセージ、6月へ「俺のテーマ探す」

『#ajpw スーパーパワーシリーズ2023』後楽園ホール(2023年5月29日)
○宮原健斗&青柳優馬vs鈴木みのる&大森北斗×

　宮原が北斗に「おめぇくすぶってんだろ? 何か現実突破したいんだろ? 大森北斗。絶好の相手がいたじゃねえか」とメッセージ。一方で「俺は6月の課題を見つけないとね」と6月シリーズを見据えた。

　この日、宮原は青柳との元世界タッグ王者コンビで鈴木&北斗と対戦。序盤は鈴木と場外乱闘を繰り広げた宮原だったが、後半は北斗と激闘を展開。連係攻撃で攻め込まれた宮原は北斗の浴びせ蹴り、ドラゴンスープレックスを食らって土俵際まで追い込まれた。それでも無想一閃は間一髪で逃れると、スキを突いてスネークリミットに捕獲。絞めに絞めて北斗を仕留めた。

　快勝した宮原は試合後、北斗の手を挙げて称えた。次の瞬間、北斗にエルボーでなぎ倒されたものの、バックステージでは「てめぇに一言言っといてやる。おめぇくすぶってんだろ? 何か現実突破したいんだろ? 大森北斗。絶好の相手がいたじゃねえか、目の前に」と自身に噛みついてくるよう提案。「あれでいいじゃねえかよ。上のヤツらを倒す。単純だ。何も考えるな。目の前の強い敵を倒せばいいんだよ」と投げかけた。

　それ以上に重要なのが自身の現状だ。チャンピオン・カーニバル優勝を逸したばかり。現状で明確なテーマはないものの、最高男は「次は6月3日、町田。その前に俺は6月の課題を見つけないとね。3日までに探すよ。6月の俺のテーマを」と誓っていた。


【宮原の話】「面白えな。大森北斗か。おい、てめぇに一言言っといてやる。おめぇくすぶってんだろ? 何か現実突破したいんだろ? 大森北斗。絶好の相手がいたじゃねえか、目の前に。あれでいいじゃねえかよ。上のヤツらを倒す。単純だ。何も考えるな。目の前の強い敵を倒せばいいんだよ。あいつのくすぶっている姿、ファンは待ってねえだろ。もう切り開けよ、自分で。俺も大森北斗、大森北斗、言ってられないからね。6月、どうしようかな? 次は6月3日、町田。その前に俺は6月の課題を見つけないとね。3日までに探すよ。6月の俺のテーマを」

【青柳の話】「よし。とりあえずは勝った。5月の大会はとりあえず無事今日で全試合日程終了。そして6月は6月3日の町田大会から始まり、どんだけ俺は試合あるんだって。6月3日の町田で始まり、6月9日ALL TOGETHERもあり、その次の日、天龍プロジェクトもあり、その次に全日本プロレスの6月11日郡山大会も。さらにさらに、6月14日Fortune Dream小橋建太の大会にも出て、その次の日の全日本プロレス後楽園ホール大会…とまあ、いろいろと青柳優馬の大会を掘り返していくと、なんだかんだ…ああ、そうだ。今日発表になった永田裕志の大会もあって。全部でなんだ? 11試合。急に増えたな。走りきってやるよ。元気よく走りきってやるぜ」


【鈴木の話】「前回、『俺と北斗が戦いたいのはお前らなんかじゃない。もっと出せ、上ののヤツを』と言った通りに出してきた。おい、これで終わりだと思うなよ、全日本プロレス。これが本当の始まりだ」

【北斗の話】「全然、全然勝てねえじゃねえかよ。戦い方だって、勝ち方だって、ここの話とか、いろいろしてもらってて。でも、俺はまだまだ足りねえんだ。おい、宮原&青柳。お前らの首はな、しっかりいずれ俺が獲ってやるよ。その前に太陽ケアだ、太陽ケア」