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5/31【NOAH】小峠片山ジャーマン発射も届かず…YO-HEY&タダスケ熱闘V2 リッジウェイ&ダガ迎撃へ

『SUNNY VOYAGE 2023』東京・新宿FACE(2023年5月31日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 ○タダスケ&YO-HEYvs吉岡世起&小峠篤司×

 YO-HEY&タダスケ組が小峠&吉岡組との熱闘を制してGHCジュニアタッグ王座2度目の防衛に成功。クリス・リッジウェイ&ダガの新生STINGERコンビとの激突が決定的となった。

 小峠&吉岡組は昨年末、ここ新宿FACEで王座から陥落。約半年ぶりの王座返り咲きを目指して“GLGジュニア部隊"の王者コンビを押しまくった。

 吉岡が猛スピードで駆け回って、鋭い蹴りを中心に躍動。明るいど根性ファイトを展開した小峠も、終盤には引退した盟友・原田大輔から譲り受けたニーアッパーでタダスケを追い込むや、さらには片山ジャーマンまで繰り出し、必殺キルスイッチで仕留めにかかった。

 だが、YO-HEYのカットが間一髪で間に合う。場内も熱を帯びるなか、逆にYO-HEYが強烈なドロップキックで小峠の顔面を撃ち抜くと、間髪入れずにタダスケが助走十分のラリアットをぶっ放して反撃だ。YO-HEYがノータッチトペで場外の吉岡を足止めするなか、最後はこん身の地団駄ラリアットからのグッドルッキングパイルドライバー(ダブルアーム式パイルドライバー)で小峠を突き刺したタダスケが、大合唱とともに3カウントを奪ってみせた。

 白熱の熱戦を制してYO-HEY&タダスケの“GLGジュニアコンビ"が2度目の防衛に成功。喜びを噛み締めた両雄だったが、余韻に浸る間もなく二つの黒い影がリングに近づいた。

 “新生STINGER"として存在感を強めるダガとリッジウェイだった。マイクを握ったダガは「良い試合だったよ。おめでとう」と不敵な笑みとともに祝福したうえで「俺たちのほうがお前らより優れてる。俺たちSTINGERは勝ち続けてるんだ。この後も、その次も。だからお前らのそのタイトルに挑戦する」と挑戦表明した。

 すかさずタダスケも「めちゃくちゃ強いタッグチームが来たな。いいでしょう、受けて立ってやるよ。“だが"しかし! 俺たちのほうがメチャクチャ、メチャクチャ、メチャクチャ! 強いタッグチームやぁ!!」と即諾。次は“GLGvsSTINGER"。リッジウェイ&ダガのGHCジュニアタッグ王座挑戦が決定的となった。


【試合後のYO-HEY&タダスケ】

▼タダスケ「なんとか防衛しました。次のチャレンジャー、メチャクチャ強いタッグチームが来たけども、俺らだっていろんな相手と戦って、レベルアップしてきたんや。だから今度も絶対防衛します。なあ、YO-HEY?」

▼YO-HEY「そうや。今、タダスケが言った通り、どんな相手が来ようが、俺たちGLGがビビっとるようじゃ絶対にこのベルトは守り切れない。だから、俺とタダスケで力を合わせて、GLGの底力を俺たち2人が見せていくから。防衛をしますので、必ずチェックをお願いします。ありがとう、タダスケ」

▼タダスケ「OK。G・L・G!」

▼YO-HEY「OK。ありがとう、タダスケ」

【リッジウェイの話】「GLG、いや違うだろ。俺たちのほがGLG……グッド・ルッキング・ガイズだ。タダスケはいつも酔っ払いみたいだし、YO-HEYはヤギみたいだろ。俺たちがGHCジュニアタッグのベルトもその名も奪ってやる」

【ダガの話】「まだこれは始まりにすぎない。STINGERこそ世界最強のチームなんだ。覚えておけ。俺たちは勝って、勝って、勝ち続けてるんだぞ。このまま負け知らずの俺たちがベルトを獲って、来年、いや、2年先までずっとベルトを守り続けるからな。俺たちと戦いたいレスラーがいたら連絡を待ってるよ」

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