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6/2【DRAGONGATE】斎藤GM決断 金網4WAYマスカラ戦「シュンvsマシーン・Jvsディアマンテvsウルティモ」が電撃決定

『RAINBOW GATE 2023』後楽園ホール(2023年6月2日)
○ディアマンテ&シュン・スカイウォーカー&KAI&H・Y・O&ISHINvsKzy&BIGBOSS清水&ジェイソン・リー&ストロングマシーン・J&JACKY“FUNKY”KAMEI×

 混迷を極めるマスクマン4人の遺恨を前にして、斎藤了GMがついに決断。7・2神戸ワールド大会で「シュン・スカイウォーカーvsストロングマシーン・Jvsディアマンテvsウルティモ・ドラゴン」の4WAY金網マスカラ・コントラ・マスカラ戦が電撃決定した。

 前日の後楽園大会で、シュンとマシーン・Jはシングルマッチで激突。完勝したシュンがマスク剥ぎの暴挙に出ると、マシーン・Jも激怒してマスカラ・コントラ・マスカラ戦が浮上した。さらに、ディアマンテとの一騎打ちを拒んで無期限出場停止処分を受けていたウルティモがVTRで前言撤回し、対戦を受諾。マスカラ戦まで視野に入れた。これを受けて、シュンは4人がマスクを懸けた「シュン&ディアマンテvsウルティモ&マシーン・J」のタッグマッチを提案。逡巡した斎藤GMは即答できず、「明日答えを出す」と語っていた。

 そんな状況の中、セミファイナルでZ-BratsとNATURAL VIBESの総力戦が実現。前夜の遺恨を引きずるマシーン・Jがのっけからシュンに飛びかかると、場外乱闘に発展し、観客席になだれ込んで殴り合った。シュンはスタンド席中段の通路で床直撃のブレーンバスターを決めて高笑い。感情を爆発させたマシーン・Jが再度突っかかっても、しつこくマスク剥ぎを仕掛けて暴走。Z-Brats総出で長時間蹂りんした。

 他のNATURAL VIBESの面々が奮闘して流れを変えると、体力を回復させたマシーン・Jが再登場。シュンにラリアットやニールキックをぶち込むと、ロープ際でもラリアットを振り抜いて場外に叩き落として意地を見せる。しかし、最後はディアマンテが強烈なフロントハイキックからヴェルタフィナーレにつなげてKAMEIを一蹴。Z-Bratsの勝利となった。

 試合が決してもシュンとマシーン・Jは大乱闘。互いにマスクに手をかけると、両軍が加わってリング上は大混乱に。見かねた斎藤GMが止めに入り、シュンとマシーン・Jを引き離した。

 「昨日の答えを持ってきたぞ」と口にした斎藤GMだったが、シュンは「答えを持ってきたじゃないんだよ!」とすでにブチ切れ状態。「4人がマスクを懸けて戦う意思があるんだ。今すぐにもでやらせるべきだ。ウルティモ・ドラゴンどこだ? 2対2のタッグマッチ、マスカラ・コントラ・マスカラ、GMならそれを認めるべき。その試合を行うべきですよ。違いますか? また先送りですか? すぐに決めてくださいよ。待っている暇はないんですよ」と詰め寄り、「俺たち戦うことを止めちゃいますよ。マスクを懸けてだけじゃない。ここで戦う意義を、そんなGMの姿じゃ僕らは見失っちゃいますよ」とGM批判まで展開した。

 険しい表情を見せた斎藤GMは「マスカラ・コントラ・マスカラは4WAYでやってもらう」とシュンが提案したタッグマッチではなく4WAY戦を選択した。舞台を年間最大のビッグマッチである7・2神戸ワールド大会に指定すると、さらに「4人には金網に入ってもらう。7月2日神戸ワールド記念ホール、マスカラ・コントラ・マスカラ金網4WAY決定だ」と宣言。これにはシュンも呆然とし、マシーン・Jやディアマンテも言葉を失っていた。

 斎藤GMの決断により、電撃決定した4WAY金網戦。タッグマッチとは違い、シュンとディアマンテの共闘が機能するとは限らず、自分のマスクを守るために裏切る可能性も生じる。過酷な金網戦で誰が敗れようとも、今後のDRAGONGATEマットに大きな影響を及ぼすことになりそうだ。


【シュンの話】「ハッハッハ。金網? 4WAYマスカラ・コントラ・マスカラ? 百戦錬磨のプロレスの申し子でもさすがに虚を突かれたな。でも、まぁ舞台は整ったわけだ。自らマスクを捨てたい二人アホウどもに残酷な現実を見せる戦い、その日程が決まったまでだ。4WAYマッチ……」

【ディアマンテの話】「なぜ金網なんだ? なぜシングルマッチじゃないんだ? ウルティモ・ドラゴン、こうなった以上は覚悟しておけ。なぜ金網なんだ?」

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