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6/3【全日本】本田が永田にタッグ結成を要請 「あんたの隣でいろんなもの吸収したい」

 本田竜輝が3日、新日本・永田裕志にタッグ結成を要請した。

 この日、全日本は町田大会を開催。その試合前の控え室で本田が三冠王者・永田の前に現れた。「芦野もケガして、そしてこの俺もお前の前に立つことができなかったんだ。俺はあんたの凄さよく知ってんだよ。だから俺はあんたの隣でいろんなもの吸収したいんだ。俺と組んでくれ」とタッグ結成を要請した。

 突然のことに永田も驚きを隠せない。それでも本田は日体大レスリング部時代の同級生である奥山恵二氏の教え子。その存在は以前から知っている。「本心ならいいけど、まずその口の利き方、何とかしろよ」と釘を刺した永田だが、本田が「聞いたよ。俺の監督にもよ。あんたの凄さは俺が一番よく知ってんだよ。だから学ばせてくれよ」と食い下がると、「それは全然、断る理由はない」と前向き姿勢。「ただ、あの態度、言葉遣いをもうちょっと悔い改めた方がいい」とし、「クソガキ」発言1回につきスクワット100回のペナルティーを科す構えを見せていた。



【永田、本田の話】
――6・17大田区大会で安齊との三冠戦が決まってから最初の試合となるが?

▼永田「ホントは安齊との前哨戦でもよかったけどね。気持ちはすでに切り替わってるしね。T-Hawkとの試合で結構、自分の中でいい形で終えられることができた。それで…」

※本田が現れて

▼本田「おい、永田裕志。芦野もケガして、そしてこの俺もお前の前に立つことができなかったんだ。俺はあんたの凄さよく知ってんだよ。だから俺はあんたの隣でいろんなもの吸収したいんだ。俺と組んでくれ」

▼永田「ホントかよ。芦野いないもんな。お前がいい試合してるのはよくわかってるよ。まだまだ経験足りないけどな。で、俺と急に組めと?」

▼本田「あぁ」

▼永田「お前の本心?」

▼本田「そうだよ」

▼永田「本心ならいいけど、まずその口の利き方、何とかしろよ。もう一度、自由が丘学園に戻って言葉遣い教わってこいよ」

▼本田「聞いたよ。俺の監督にもよ。あんたの凄さは俺が一番よく知ってんだよ。だから学ばせてくれよ」

▼永田「俺のそばで?」

▼本田「あぁ」

▼永田「よし。じゃあ奥山恵二先生のとこ行ってちゃんと報告してくるか? まぁ、いいよ。いいけどな、もう一回その口の利き方、気をつけた方がいいぞ。今日はクソガキって言わなかっただけ、ちょっと向上した。考えといてやる。わかったよ」

▼本田「言ったな、お前」

▼永田「言ったよ、バカヤロー。そこ強気で言うところか? お前。よし、わかった。考えとく。自由が丘学園行こう」

※本田は去る

▼永田「いきなりでどうリアクションしていいか。殊勝な態度まではいかなかったけどね。期するものがあったんだろうし、確かに俺の存在をちょっと気になったというか、大きく感じたんだろうね。一緒に戦いたいって。それは全然、断る理由はないし。ただ、あの態度、言葉遣いをもうちょっと悔い改めた方がいいかもしれませんね。俺の大学レスリングの同級生の教え子なんだよね。自由が丘学園のレスリング部で今顧問やってる奥山先生。そういう縁は知ってるし、ああいう生意気なヤツ懲らしめるの得意だったけど、そばにおいて育ててやるのも面白いかもしれませんね。わかりました。これは前向きに検討します。そして三冠戦は俺のセコンドでしっかり見て学ばせるのもいいかもしれないですね。急展開でびっくりした」

▼本田「(遠くから)ちゃんと考えとけよ、クソガキ!」

▼永田「お前クソガキ? このヤロー。ダメだね、やっぱり。却下するか(苦笑) 口の利き方をもう一回教えないといけないね。原点から教え込んでいかないと。わかりました。今度クソガキって言ったらペナルティー。スクワット100回な」

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