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6/9【ALL TOGETHER】AXIZ完勝、中嶋は大森北斗と火花「若い頃思い出した」

『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』両国国技館(2023年6月9日)
○中嶋勝彦&潮崎豪vs小島聡&大森北斗×

 NOAHの人気タッグチーム“AXIZ"潮崎&中嶋組が存在感を示した。

 NOAHで約2年半ぶりに復活したばかりのAXIZがALL TOGETHERに登場。新日本・小島&全日本・北斗の越境コンビと対決した。

 当初は全日本・石川修司が出場予定だったが直前の発熱で欠場。代わりに急きょ参戦した小島が、昨年GHCヘビー級王座を争った潮崎と久方ぶりの“豪腕対決"で火花。AXIZとは初遭遇の北斗も、のっけから中嶋や潮崎に突っかかって負けん気の強さを見せつけた。

 終盤には北斗が中嶋のお株を奪う“写真撮影タイム式"顔面踏みにじりも敢行。ジャーマン、フルネルソンの連続スープレックスで中嶋を追い込んだが、AXIZも沈まず。逆に前後からの左ミドル&逆水平乱打『Endless Love』で小島を排除したうえで、合体フィッシャーマンバスターで北斗を追い込み、最後はヴァーティカル・スパイクで突き刺して完璧な3カウントを奪い去った。

 新調したばかりの新コスチュームで、この日は中嶋が潮崎にもたれかかるお決まりの勝利のポーズ。ALL TOGETHERでも存在感を刻み込んだ中嶋だが、「大森北斗、イキがいいじゃない。いいじゃない、ああいう元気は。いいね。やってて昔を思い出して少しだけゾクゾクしたよ」と北斗から刺激。潮崎も真っ赤になった胸に手を当てながら「今日はリングで収穫ありでした」とさらなる上昇に手応えをつかんだ。

【試合後の潮崎&中嶋】
▼中嶋「大森北斗、イキがいいじゃない。いいじゃない、ああいう元気は。いいね。やってて昔を思い出して少しだけゾクゾクしたよ」

▼潮崎「そうだね。あれだけ元気な選手は潰しがいがある。久しぶりに会った小島聡。小島聡は小島聡。今日は(胸に手を当てて)リングで収穫ありでした」

▼中嶋「今日はいろんな団体が集まってるけど、リング上はリング上。俺たちがいつも上がってるリング上だから。これからも俺たちAXIZはこのリング上で元気をずっと届けていくよ。俺たちAXIZから目を離すなよ」

【試合後の小島&北斗】
▼北斗「小島聡! 当日いきなり出てきて俺のパートナーづらしやがって。お前、あそこは俺が必殺技出すところだったろ?」

▼小島「え、そうなの?」

▼北斗「お前とのな…」

▼小島「お前って言っちゃダメだろ? お前何年生まれだ?」

▼北斗「一緒に練習したこともないてめえと連係…」

▼小島「てめえって言っちゃダメだろ」

▼北斗「あんな場面で出す必要ねえ」

▼小島「お前、1995年生まれだろ。知ってんだぞ」

▼北斗「なんで知ってんだよ」

▼小島「25歳も下だろ。25歳も下でそんな口の利き方ねえだろ、お前」

▼北斗「もういい。もういい! もういい! 中嶋勝彦、俺の名前は覚えてくれたかな。お前はプロレス界のトップにいる限り、いつかもう一度俺はお前の目の前に出てくるぞ。大森北斗って名前をな、よく覚えとけ」

※北斗が先に去っていくと

▼小島「覚えたぞ、北斗。大森北斗の名前、よく覚えたよ。アントニオ猪木さんが生前、常々言っていた『元気があれば何でもできる』。俺は元気があったから、急に決まった試合に出ることができた。1日前に決まった試合を普通にこなすことができた。それは元気があるからです。猪木さんの教え、今日は本当に受け継がれて。そして、『ALL TOGETHER』というまた冠のついた大会。前回12年前、その時も参戦させてもらいました。凄くいい思い出として残っていて。また今日も出場した経緯はいろいろありましたけども、結果的にはこうやって今、私はリングに立って試合をした。それが全てだから。またこうやって頑張っていけば。いろんなことあるけども、プロレスラーとして元気だけは忘れずに生きていこうと思います。大森北斗、覚えました!」

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