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6/12【DDT】KO-Dタッグ王座決定戦へ佐々木が上野&小嶋を酷評 「俺らがベルト巻いてDDTを救う」

 6・25後楽園大会のKO-Dタッグ王座決定戦へ向けた会見が12日、東京・渋谷区のAbemaTowersで行われ、空位のタッグベルトを争う上野勇希&小嶋斗偉と佐々木大輔(パートナーのMJポーは欠席)が舌戦を展開。佐々木はThe37KAMIINAコンビを酷評し、「俺らがベルト巻いてDDTを救う」と宣言した。

 KO-Dタッグ王座を保持していたしゅんまお(MAO&勝俣瞬馬)だが、5・21後楽園大会で勝俣が右足首を骨折し、欠場を余儀なくされた。このため王座返上となり、上野&小嶋と佐々木&ポーが新王者決定戦を争うことになった。

 上野は「世界に届くタッグだったしゅんまおが道半ばで返上ということで、次のKO-Dタッグチャンピオンは、みんなの期待とかを全部引き継がないといけない」と誓うばかり。「調印書に落書きをして、お酒を飲みながら会見に来て。1人は言葉も話せず、人語も理解せず。このタッグのベルトを持ってDDTのタッグ戦線盛り上がるのか?」と佐々木批判を展開し、「僕とコジでチャンピオンになって、ノーチラス(上野&吉村直巳)でチャンピオンになったときに、レスラーとして気付いたこともたくさんあって、小嶋も絶対そうだと思うんで。小嶋も大爆発でThe37KAMIINA、世界中に広められるようにチャンピオンになりたい」と小嶋に期待を込めた。

 小嶋もそれに応えるしかない。これまで佐々木にバカにされてきたが、「DAMNATIONと試合していって、プレッシャーも感じることが多かったですけど。そんなの感じても何も意味がない。何も変わらない。何も成長しない。それを感じたので、どんなことされても全部はねのけて、6月25日、DAMNATIONを倒します」と意気込むと、佐々木を「バカリスマ」呼ばわりしてみせた。

 対する佐々木はこの日も缶ビールをあおりながらの会見出席。「こいつらは勘違いしてるぞ。勝俣がケガをしたのと、お前らがベルト巻くのと関係ないよな。誰かがケガした、誰かがいなくなった。それでお前らが強くなる? 勘違いするな」と上野&小嶋をバッサリ。「特にそこのアホ面、“勝俣さーん"って勝俣が何でケガしたのか知ってるのか? ザコだからだよ。そのザコよりはるかにザコでアホ面、それがお前だ。ホントに俺たちとやるのか? お前、サッカー選手の姉ちゃんいるだろ? (スペランツァ大阪の)小嶋美舞、姉ちゃん連れてきたほうがいいんじゃないか? そっちの方が勝ち目あるんじゃねぇのか?」と小嶋を徹底的に罵倒し、「俺が名乗りを挙げた理由はただ一つ、DDTを救う。こんなアホ面とたまにしか試合に出ないようなTVスター、こんなヤツらにベルト巻かしちゃいけない。俺らがベルト巻いてDDTを救う。それが俺の野望」とぶち上げた。

 両陣営の舌戦はその後も続き、フォトセッションの際には佐々木が勝俣を真似てか足を痛がるそぶりを見せ、着ていたジャケットを小嶋に向かって投げつけた。小嶋もこれに激怒し、佐々木に突っかかって乱闘に発展。タッグ王座決定戦へ向けて遺恨を深めた。

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