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6/18【新日本】G1初出場同期対決へ海野「しっかりケリつけようぜ」、成田「おめぇには負けられねぇ」

『NEW JAPAN ROAD 永田裕志Produce Blue Justice XII〜青義回帰〜』佐倉市民体育館(2023年6月18日)
○海野翔太&成田蓮&エル・デスペラードvsオカダ・カズチカ&石井智宏&本間朋晃×

 海野がG1初戦で実現する同期対決へ向けて「G1でしっかりケリをつけようぜ」と呼びかけ、成田も「俺は絶対ぇな、おめぇには負けられねぇんだ」と呼応した。

 ともにG1初出場となる二人は今シリーズ連日共闘。パートナー同士ながら対抗意識を燃やしてきた。この日もデスペラードとのトリオで共闘し、オカダ&石井&本間と対戦。海野がデスライダーで本間に勝利した試合後、成田がフロントハイキックで突っかかると、エルボー合戦で激しく殴り合った。

 海野と成田は同じBブロックにエントリー。しかも開幕戦の7・15札幌大会でいきなり同期対決が実現する。「この業界を、この新日本プロレスを盛り上げるために、俺らは戦わなきゃいけないんだよ。俺らがトップ戦線に食い込まなきゃいけないんだよ」と主張した海野は「G1の初戦、G1でしっかりケリをつけようぜ」と投げかけた。そこへ現れた成田も呼応し、「なぁ、いいか。俺は絶対ぇな、おめぇには負けられねぇんだ」と対抗意識をむき出し。「仲良しこよしは、もうやってねぇんだよ。同じチームでやんのも今日でおしまいだ」と宣言した。

 辻陽太も同ブロックで、今年のG1は新世代戦士による覇権争いも焦点の一つ。開幕早々、海野と成田の同期対決が真夏の祭典に火をつける。


【試合後の海野、成田】
▼海野「今までのいざこざ、すべてなしだ。水に流してやる。G1の初戦、G1でしっかりケリをつけようぜ。お互い足を引っ張り合ってもしょうがないだろ。この業界を、この新日本プロレスを盛り上げるために、俺らは戦わなきゃいけないんだよ。俺らがトップ戦線に食い込まなきゃいけないんだよ。おい、足の引っ張り合いしててもしょうがない。G1で、初戦でケリをつけて白黒はっきりさせてやるよ」

▼成田「(海野がコメントしているところに入って来て)おい、なぁなぁ、足引っ張り合いすんの、やめようや」

▼海野「わかったよ」

▼成田「北海道、北海道。なぁ、いいか。俺は絶対ぇな、おめぇには負けられねぇんだ」

▼海野「俺もお前には負けられねぇんだよ」

▼成田「わかってるか」

▼海野「必ずケリつけてやるよ」

▼成田「仲良しこよしは、もうやってねぇんだよ」

▼海野「正々堂々、お前から取ってやる」

▼成田「同じチームでやんのも今日でおしまいだ」

▼海野「わかったよ」

▼成田「北海道、覚えとけよ(と控室に向かう)」

▼海野「お前が覚えとけよ。お前から必ず取ってやる。(1人残って)聞いただろ。俺と同じ気持ちだ。同期? 同い年? 同じベビーフェース? 関係ないね。あいつから必ず取ってやるよ。あいつから初戦、勝ってやるよ。新日本プロレスの新時代を築くのは俺だよ。あいつじゃねぇんだよ。辻でもねぇんだ。いいか、G1の初戦、必ず勝ってやる」

――今のところは成田選手しか目がいってないようだが、同じAブロックにIWGP世界ヘビー級チャンピオンも入っている。そこはどのようにとらえている?

▼海野「もちろん初日の成田を越さないと、次のSANADAさん戦もないんでね。しっかり視野には入ってます。昨年、自分はSANADAさんから取ってますし、今、正直、SANADAさんには怖さを感じないので。まずは初戦の成田。今言った通り、正々堂々、真っ正面から向かい合ってケリつけますんで。よろしくお願いします」

【デスペラードの話】「シングルのベルト持ってようが持ってなかろうが、オカダさんはオカダさんだね。いやぁ刺激的。またどっかでシングルやることもあるかなぁ? 言わねぇとチャンスは来ないかもな。まぁ時が来たら、その時に言わしてもらいましょう。石井さん、最高! G1頑張ってね。待ってますんで」


【オカダの話】「まぁ、次、日本の皆様にお会いするのは、『G1 CLIMAX』。ということで、しっかりと日本のプロレスの素晴らしさっていうのを世界に届けてこようかなと思います。まぁ、『G1 CLIMAX』は、その戦いの先にあるものなんで、とりあえずは世界に新日本プロレス旋風ってものを起こして帰ってきて、またそれから『G1 CLIMAX』を盛り上げたいと思いますんで、世界のプロレスファン、待っていてください」

【本間の話】「(オレッグの肩を借りてコメントスペースに運ばれてくる。崩れ落ちるようにフロアに座り込んで)あぁ……翔太か成田から勝ちにいって、翔太から負けてたら、ざまぁねえよな。俺の『G1 CLIMAX 33』は終わったよ、もう。終わったかも知んねぇけど、俺はあきらめねぇ。俺の目は『G1 CLIMAX 34』だ、このヤロー。こんなんで終わってたまるか……」

※石井はノーコメント

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