6/22【NOAH】ドラゲー吉岡、全日本・安齊が初出場、ランス・アノアイ、アダム・ブルックスも参戦 丸藤・杉浦はエントリーせず N-1出場メンバー&ブロック分け発表

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　NOAHは22日、年間最大のリーグ戦『ABEMA presents N-1 VICTORY 2023』出場メンバーおよびブロック分けを発表。DRAGONGATEの吉岡勇紀、全日本の安齊勇馬、“アノアイ・ファミリー"の一員であるランス・アノアイ、オーストラリアの強豪アダム・ブルックスらの初出場が決まった。

　今年は全16選手の2ブロック制で争われ、昨年覇者の清宮海斗は新日本G1 CLIMAX専念のため出場しない。また、丸藤正道、杉浦貴のエントリーも見送られ、最高齢は潮崎豪(41歳)という若年層寄りのメンバー構成となった。

　すでに「ベルトを持ったまま全勝優勝」を宣言している現GHCヘビー級王者ジェイク・リーの初出場が正式決定。拳王と同じAブロックにエントリーした。潮崎と中嶋勝彦はBブロックにエントリーし“AXIZ対決"も公式戦で実現する。

　他団体からはDRAGONGATEの元オープン・ザ・ドリームゲート王者である吉岡が参戦。ジェイク、拳王と同じAブロックに入った。全日本のスーパールーキー・安齊もサプライズエントリーを果たし、潮崎、中嶋らと同じBブロックに入った。

　新たな強豪外国人2選手の参加も決まった。“アノアイ・ファミリー"の一員であるランス・アノアイ(米MLW)がN-1でNOAH初参戦を果たす。ザ・ロックやローマン・レインズらを擁する世界的レスリング一家の一員で、かつて新日本やWWF(WWE)で活躍したワイルド・サモアンを父に持つ。182cm・113kgの31歳で、2015年からはWWEで活躍。2022年からMLWに進出し、MLW世界タッグ王座などを獲得している。

　オーストラリアの強豪、アダム・ブルックスもN-1からNOAH初参戦。180cm・85kgの32歳で、英RPWや米ROH、MLWなどでハイレベルな試合を展開し、ロビー・イーグルスやウィル・オスプレイとも何度も熱戦を展開してきた知る人ぞ知る存在でもある。

　公式戦の日程は追って発表される。出場メンバーやブロック分け、アノアイ、ブルックスのプロフィールは以下の通り。


☆ABEMA presents N-1 VICTORY 2023

■出場選手■
▼Aブロック
ジェイク・リー(初出場)
拳王(5年連続5回目)
マサ北宮(5年連続5回目)
ジャック・モリス(2年連続2回目)
稲村愛輝(3年ぶり2回目)
ティモシー・サッチャー(初出場)
アダム・ブルックス(初出場)
吉岡勇紀(初出場)

▼Bブロック
潮崎豪(2年連続4回目)
中嶋勝彦(5年連続5回目)
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(2年連続3回目)
征矢学(2年ぶり3回目)
稲葉大樹(2年ぶり2回目)
サクソン・ハックスリー(初出場)
ランス・アノアイ(初出場)
安齊勇馬(初出場)


■大会日程■
8/6(日)神奈川・横浜武道館

8/9(水)東京・後楽園ホール

8/10(木)東京・後楽園ホール

8/11(金)東京・後楽園ホール

8/19(土)北海道シャトレーゼ・ガトーキングダム・サッポロ(札幌市)

8/20(日)北海道シャトレーゼ・ガトーキングダム・サッポロ(札幌市)

8/26(土)宮城・仙台PIT

8/27(日)神奈川・カルッツかわさき

9/3(日)エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場



☆“ワイルドサモアン3世"ランス・アノアイ

▼身長、体重
182cm、113kg

▼生年月日
1992年2月15日

▼出身地
アメリカ・ペンシルベニア州アレンタウン

▼デビュー戦
2010年4月3日、NWL/HoPWF、アメリカ・ウエストバージニア州マーテインズバーグ、アポロ・シビック・シアター、vsクロノ・クリス

▼プロレス歴
WXW-WWE-MLW

▼タイトル歴
MLW世界タッグ、WXWアルティメットヘビー、WXWアルティメットハイブリッド、WXWエリートタッグ、WXWブラストTV、BWSヘビー、PPWヘビー、PWXヘビー、ACWクルーザー、ACEヘビー、NWLヘビー

▼得意技
サモアンスプラッシュ、サモアンドロップ、スーパーキック

▼略歴
祖父はアノアイファミリーの総帥であるワイルドサモアンズのアファ・アノアイ。父は80年代に新日本の常連外国人で、90年代にWWF(現・WWE)で活躍したワイルド・サモアン。親戚にはザ・ロック、ローマン・レインズ、ヨコヅナ、リキシらがいるプロレス界の超名門。

2010年4月にナショナル・レスリング・リーグでデビュー。祖父のアファがオーナーを務めるワールド・エクストリーム・レスリングを主戦場に活躍。2015年からWWEにも出場し、2019年5・27カンザスシティーのRAWではシェーン・マクマホンとシングルで対戦。

2022年からジューシー・フィナウとの“サモアン・スワット・チーム"でメジャー・リーグ・レスリング(MLW)に進出。今年1月にMLW世界タッグ王座を獲得した。WWEのエースであり、同じアノアイファミリーのローマン・レインズを彷彿とさせる有望株。



☆“The Loose Ledge"アダム・ブルックス

▼身長、体重
180cm、85kg

▼生年月日
1991年4月12日

▼出身地
オーストラリア・ビクトリア州メルボルン

▼デビュー戦
2007年9月8日、PCWレッスルフェスト、オーストラリア・ビクトリア州ハラム、vsジャック・オー・ランタン&マット・シルバ

▼タイトル歴
PWIサイバースラム、ウォーゾーンヘビー、RCWヘビー、MCWタッグ、OCWタッグ、MCWインターコモンウエルス、PWAヘビー、スープレックスジュニア、ACWヘビー、RCWエメラルドクラウン、MCW世界ヘビー、STWシングル、ナイトフォールヘビー、ベリファイドシングル

▼得意技
スワントーンボム、フットスタンプ、コードブレーカー
▼略歴
2007年、オーストラリアでデビュー。2016年からアメリカ、イギリス、メキシコにも進出。プロ・レスリング・ゲリラ(PWG)、レボリューション・プロ・レスリング(RPW)、メジャー・リーグ・レスリング(MLW)、プログレス、リング・オブ・オナー(ROH)、クラッシュなどで活躍。

2018年4月にはGHCヘビー級王座挑戦経験のあるブライアン・ケイジにシングルで勝利。オーストラリアではNOAH来日経験のあるスレックスや新日本で活躍中のロビー・イーグルスらと抗争。ウィル・オスプレイとのシングルは3度実現し、いずれも好勝負を展開。

高い身体能力と確かな実力で今後の飛躍が期待されているイケメン。芸術的なスワントーンボムは必見。