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6/25【DDT】佐々木&ポーがKO-Dタッグ奪取 反則三昧で上野&小嶋撃破

 『What are you doing 2023』が25日、東京・後楽園ホールで行われ、佐々木大輔&MJポーのDAMNATION T.Aコンビが“The37KAMIINA"上野勇希&小嶋斗偉との王座決定戦を反則攻撃のオンパレードで制し、KO-Dタッグ王座を奪い取った。

 KO-Dタッグ王座は「しゅんまお」(MAO&勝俣瞬馬)が保持していたが、勝俣が右足首粉砕骨折による欠場のため返上。勝俣の無念を背負った上野と小嶋が名乗りを挙げ、空位のベルトを佐々木&ポーと争うことになった。

 奇襲をかけた佐々木組は、上野組が二人同時のプランチャを敢行しても自爆させる。佐々木は放送席にいた勝俣の松葉杖を奪って小嶋を殴打。上野が場外の佐々木&ポーめがけてトップロープからラ・ケブラーダを発射し、フロッグスプラッシュ、ストレッチボムで佐々木を攻め込んだが、佐々木もドラゴン・スープレックス、スピアーで押し返した。

 ならばと小嶋が巨漢のポーをジャーマンで投げ、勝俣譲りのととのえスプラッシュを見舞ったが、セコンドの藤田ミノルがレフェリーの足を引っ張って3カウントを入れさせない。レフェリーを突き飛ばした佐々木は小嶋にイス攻撃をお見舞い。意地で立ち上がった小嶋が雪崩式ブレーンバスターで投げ飛ばすと、上野がフロッグスプラッシュで追い討ち。勝俣直伝のMy MADMAXをズバリと決めて勝機を作った。

 だが、ここで左肩脱臼で欠場中のKANONがスタンガンを手に現れ、上野&小嶋を威嚇。そのスキを突いて佐々木が小嶋に急所打ちをお見舞い。佐々木式ウラカンラナで丸め込む。さらにダイビング・エルボードロップを投下すると、クロス・フェースロックで絞め上げて小嶋をギブアップさせた。

 反則三昧で上野&小嶋を破った佐々木&ポーがKO-Dタッグ王座を強奪した。試合後、佐々木は「小嶋、お前なんかそんなもんだろ。一つだけ覚えとけ。今日という日を絶対に忘れちゃいけねぇ。お前が絶対的な絶望と屈辱を味わった。お前が俺たちには2度と勝てないと証明した日だ」と通告し、「藤田ミノルもKANONもいる。DAMNATION T.A、下半期はヤバいことになるぞ」と予告。敗れた二人に向かって「小嶋、上野、お前らのどっちでもいい。DAMNATION T.Aいつでもウエルカムだよ」と意味深長に投げかけていた。


【上野の話】「しゅんまおの後、The37KAMIINAで継ぎたかったけど負けました。チャンピオンになれば小嶋のレスラー人生を大きく変えたかもしれないけど、まだだったってだけなんで。まだまだ小嶋と狙って。僕と小嶋のタッグ、もっと試合組んでください。もっとブラッシュアップして絶対獲ります」

【小嶋の話】「負けたのも悔しいし、勝俣さんの思いを果たせなかったのも悔しいし、自分の弱さも悔しい。反則するのは分かってたけど、それに耐えきれなかった自分が一番悔しい。もっと強くなるために佐々木さんとシングルで戦いたい」

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