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6/26【AEW&新日本】柴田、ザックらと白熱4WAY戦展開 キャシディが夢舞台で王座防衛

『AEW x NJPW: Forbidden Door』カナダ・Scotiabank Arena(オンタリオ州トロント)(2023年6月25日※現地時間)
AEWインターナショナル王座戦 ◯オレンジ・キャシディvs柴田勝頼vsザック・セイバーJr.vsダニエル・ガルシア×

 新日本とAEWの合同興行『Forbidden Door』で、キャシディ、柴田、ザック、ガルシアによるAEW&新日本混合4WAY戦が実現。スリリングなノンストップバトルの末に、人気の“無気力男”キャシディがガルシアを破ってAEWインターナショナル王座防衛に成功した。

 きっかけは現地時間21日の『AEW DYNAMITE』だった。一騎打ちを経て不思議な盟友関係となったキャシディと柴田がタッグを組み、ザック&ガルシア組と対決。キャシディのオレンジパンチ(ジャンピングパンチ)が柴田に誤爆してガルシアが柴田を破り、試合後には4人がキャシディのAEWインターナショナルベルトを引っ張り合った。

 こうして夢舞台での4WAY戦が実現。柴田はROHピュア王座を、ザックは新日本プロレスワールド認定TV王座をしっかり持参して花道を歩くと、のっけからキャシディがトペ・スイシーダを放つなど4WAYらしい目まぐるしい展開が続いた。

 柴田とザックがエルボースマッシュ合戦を繰り広げれば、そこにガルシアが得意のダンスで割って入る。4人同時にフロントハイキックを交錯させれば、柴田とザックもコブラツイストを決めながらの張り手合戦も繰り広げ、場内も沸きに沸いた。

 終盤には4人がハイテンポで次々にブレーンバスターを放ち、柴田とキャシディによる“あぐらをかきながらの張り手合戦"も飛び出す。さらにはザックがキャシディを複合関節技で追い込むと、カットに入った柴田のPKを避けてヨーロピアンクラッチで丸め込んで3カウント…かと思われた。

 だが、阻んだガルシアがザックにパイルドライバーをズバリ。ならばと柴田がガルシアにPKをぶち込んだものの、すかさずキャシディがガルシアを“横取り"して回転十字固めで丸め込み、そのまま3カウントが数えられた。

 キャシディが防衛に成功。試合後には柴田がキャシディの勝利をたたえ、それぞれが持ち味を発揮したノンストップバトルに場内は満足の熱気に包まれた。

プロ格 情報局