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7/2【DRAGONGATE】鷹木がサプライズ参戦 7ヵ月ぶり古巣帰還で市川に圧勝

『KOBEプロレスフェスティバル2023』神戸ワールド記念ホール(2023年7月2日)
このまま市川「復活!! 暴走十番勝負・第2戦」 ○鷹木信悟vsこのまま市川×

 鷹木が古巣・DRAGONGATEの年間最大のビッグマッチにサプライズ参戦。一日2試合で市川に圧勝した。

 YAMATOと一騎打ちを行う高橋ヒロムのセコンドとして神戸ワールド大会への来場を宣言していた鷹木。この日、このまま市川「復活!! 暴走十番勝負・第2戦」の相手としてサプライズ参戦を果たした。

 古巣マット帰還は昨年12月の福岡国際大会以来7ヵ月ぶり。試合前から対戦に難色を示す市川に鷹木は容赦なし。スタン・ハンセンばりのテキサスロングホーンからウェスタンラリアットで突っ込んだ市川を龍魂ラリアットで返り討ちにし、あっという間に3カウントを奪った。

 勝負タイムはわずか17秒。市川が「鷹木、お前、空気読めよ。何考えてんだよ、お前。いきなりあんなことして、俺が耐えられるわけねぇじゃん」と猛クレーム。「こんなんじゃお客さん納得しないよ」と再試合を要求すると、鷹木も「俺もわざわざ来たんだ。もうちょっと頑張ってくれよ。空気は読まないけど、手加減はしないから」と受けて立った。

 開始早々、市川はスクールボーイ、ラ・マヒストラルと丸め込みを連発。コーナー最上段からプランチャを放ったが、鷹木が自爆させた。セコンドのパンチ富永を利しての人間爆弾攻撃は市川がことごとく回避し、サミングで鷹木、パンチ、レフェリーをなで斬り。カンチョー攻撃の連鎖で鷹木はもん絶させられた。

 それでも鷹木はダイビングボディアタックをキャッチしてのデスバレーボムを敢行。スクリュー式カンチョーに再び苦もんし、パンピングボンバーがパンチに誤爆してしまう。フジイのラリアットで援護射撃を受けた市川がイナバウアージャーマンを決めてみせたが、2発目のジャーマンを押し潰した鷹木は「来た、来た、来たぁ!」の絶叫からラスト・オブ・ザ・ドラゴンの体勢に。危険と見たフジイがタオルを投入して鷹木の勝利が決まった。

 鷹木が一日2試合で市川に圧勝。パンチに手を挙げられてかちどきを上げると、L・I・J恒例の右腕を突き上げた。応じようとしたパンチに鷹木は龍魂ラリアットを叩き込み、拍手と歓声の中、花道を下がっていった。

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