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7/22【DDT】両国メインでKO-D挑戦 クリス「明日は最高の日か最悪の日か、どちらか」

 7・23両国大会へ向けた直前公開会見が22日、東京・両国KFCホールで行われ、メインイベントでKO-D無差別級王座に挑戦するクリス・ブルックスが「明日は最高の日か最悪の日か、どちらか」と気を引き締めた。前哨戦で2度直接勝利している王者・火野裕士は「クリスとの差を縮めるために1週間練習をサボりまくった」と余裕と自信をみせた。

 5月の『KING OF DDT 2023』を制覇し、両国大会のメインでKO-D王座に挑戦するチャンスをつかんだクリス。大勝負がいよいよ翌日に迫り、「いろんなコメントを出してきて、あとはやるだけ。31年生き続けて、明日は最高の日か、最悪の日かどちらか」と緊張感をのぞかせた。

 肩の負傷で欠場し、7・7新宿大会で復帰したばかり。コンディション面で一抹の不安が残る。実際、王者・火野との前哨戦では2度直接敗れており、劣勢の感は否めない。それでもクリスは「プロレスはたった3秒で勝てるので気にしない」と不安を一掃。「『KING OF DDT優勝おめでとう』とか、みんなのたくさんの応援メッセージがあって。いろんな気持ちを明日にもってくる。皆さんのサポートをもってきて、リングを降りた時、どうなるんでしょう?」と誓いつつ人事を尽くして天命を待つ構えをみせた。

 迎え撃つ火野は3度目の防衛戦。「クリスが復帰して3試合やったんだけど、最初はちょっとは戻ったかなと思ったけど、本気出したらザコやった」と全く問題視せず、「今日までの1週間、クリスとの差を縮めるために何もせんと思って。練習サボりまくって、明日の試合に挑もうと思ってます」と大一番を前にしても調整の必要なしと判断。終始、余裕の姿勢をみせ、「ナンボ練習サボっても元々がキングコングみたいな男なんで。強いと思います。クリス、ちょっとはええ試合しようぜ」と自信満々だった。

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