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8/3【DRAGONGATE】ブレイブ王者・ISHINがジュニアの挑戦受諾 望月の“母投入"発言で前言撤回

『KING OF GATE 2023』後楽園ホール(2023年8月3日)
▲望月ススム&神田ヤスシ&望月ジュニアvsシュン・スカイウォーカー&KAI&ISHIN▲

 ブレイブゲート王者・ISHINがジュニアの挑戦表明を受諾。8・20大田区大会でのタイトルマッチが決定的となった。当初、ISHINは望月マサアキに対戦を迫ったものの、望月が“母・穂積詩子さん"投入を示唆すると慌てて前言撤回し、ジュニアの挑戦を認めた。

 ともに二世レスラーという共通点があり、以前からことあるごとに激しくぶつかってきたISHINとジュニア。この日はZ-BratsとM3Kの6人タッグマッチで対戦。試合前にシュンはSNSで「だらしない身体をTシャツで隠して、練習もせずに熱意も中身もすっからかんな試合で、自己満足の両者リングアウトでお茶を濁す、惰性でプロレスやってるような価値の無い人間たちと同じリングに上がらないといけないの?」とM3Kを挑発していた。

 ジュニアは試合前からISHINを意識。ISHINは一旦スカして控えに回ったものの、背後から襲撃。これを合図に場外乱闘になだれ込む。ISHINはイスめがけてのDDTで制裁。ジュニアが正攻法で反撃に出ても、ISHINはせせら笑うかのように、股間から鉄柱に叩きつけた。その後もZ-Bratsは一方的にジュニアを暴行。シュンがジュニアのTシャツを引き裂くと、ISHINは踏みつけて「弱えな」と嘲笑した。

 ススム&神田のツインゲート王者コンビが躍動して試合を立て直すと、ジュニアも奮起。シュンに攻め込まれたものの、ピンチを迎えた神田の救出に入ると、ISHINをヒザ蹴り連発で場外に叩き落とした。場外戦になると2人はさらにエキサイトして大乱闘。場外カウントが進む中、ISHINがエプロンに上がったものの、セコンドに付いた望月がブルーボックスで殴打してリングインを阻止。そのまま両者リングアウトとなった。

 納得のいかないISHINは「おい、望月マサアキ。てめぇ、ふざけんなよ。いい歳したオッサンが関係ねぇ試合に入ってくんじゃねえよ」と激怒。「そんなことより、大田区だ、大田区。去年の大田区は望月家対飯橋家のトライアングルゲート戦だったよな。今年、俺はブレイブゲートチャンピオンとしてタイトルマッチをやろうと思ってる。挑戦者は決まってるよ。その挑戦者は望月マサアキ、お前だ」と8・20大田区大会の相手に指名した。

 望月は「おい、ISHIN。お前、何を言ってんだ? 大田区まであと何日だ? 俺の今の体重は87kgだぞ」と困惑。ブレイブ王座の体重制限は82kgとなるが、「俺も何回か減量してきたけど、5kg落とすには、俺は最低1ヵ月かかる。しかもよ、あと17日で5kg落とせだ?」と指摘し、「俺を熱中症で殺す気か。この夏、生ビールも飲めねえじゃねえか」と対戦を拒否した。

 そこに割って入ったのがジュニア。「ちょっと待て。飯橋偉進、お前、こんなオッサンとブレイブやったってしょうがねえだろ」と父親を斬り捨てると、「大田区、ブレイブゲート、俺が挑戦する!」とアピールした。

 ISHINは「ジュニア、お前か。先月まで休んでいたお前が俺に勝てると思ってるのか? 俺と開いた差はこんだけあるぞ。お前、やれるのか?」と拒否したが、望月が息子に助け船。「おい、ISHIN。お前、去年の大田区の話したよな。お前がトライアングルに挑戦したいっていうのをこっちはすんなり受けたよな。チャンピオンだったらすんなり受けろ」とジュニアの挑戦を迫ると、「それでも去年と同じようにお前の母ちゃんをリング上に……」とISHINの母である元女子プロレスラーの穂積詩子さん投入をほのめかした。

 ISHINは「それだけはやめろ」と過剰に反応。望月に「お前、だいたいよ、Z-Brats入ったのをご両親に報告したのか?」とさらに詰め寄られると、「そんなことするぐらいだったら、てめぇの挑戦受けてやる。8月20日、大田区で望月ジュニアvsISHIN決定だ!」と対戦を受諾した。

☆8/20(日)東京・大田区総合体育館『DANGEROUS GATE 2023』15:00開始

▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
[挑戦者]
望月ジュニア
vs
ISHIN
[第48代王者]
※ISHIN初防衛戦

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