8/3【DRAGONGATE】電撃来場・ハヤトが“ヒロム戦経験者"YAMATOに一騎打ち要求 8・20大田区で実現へ

『KING OF GATE 2023』後楽園ホール(2023年8月3日)
○YAMATO&Kagetora&吉岡勇紀&ドラゴン・ダイヤ&Eita vs Kzy&ストロングマシーン・J&ジェイソン・リー&JACKY“FUNKY”KAMEI&U-T×

　電撃来場したフジタ“Jr"ハヤトがYAMATOに一騎打ちを要求。YAMATOも受けて立つ構えを見せ、8・20大田区大会での対戦が決定的となった。

　みちのくプロレス所属で東北ジュニアヘビー級王者のハヤトとYAMATOは3月に行われたジュニアオールスター戦において6人タッグマッチで対戦。絡みはわずかだったものの、十数年ぶりに邂逅した。この大会が縁で、YAMATOは7・5神戸ワールド大会で新日本の高橋ヒロムと対戦。同じようにハヤトもみちのく10・15矢巾町大会でヒロムとの一騎打ちを控えている状況だった。

　この日、YAMATOはKagetora&吉岡&ダイヤ&Eitaとの混成チームでNATURAL VIBESと対戦。序盤から相手5人に囲まれて孤軍奮闘したものの、総出のドロップキックでリングから蹴落とされ、場外ダイブの餌食に。しかし、NOAHの「N-1 VICTORY」出場を控える吉岡がボディスラムを連発して打開。その後、大混戦になると、再び総攻撃を受けたYAMATOだったが、Kzyをエクスプロイダーで排除し、返す刀でU-Tをギャラリアで突き刺し、快勝となる3カウントを奪った。

　試合後、みちのく出身のKagetoraが「YAMATOにどうしてもメッセージを伝えたいヤツが、今日この後楽園ホールに来ている」と声をかけ、呼び込んだのがハヤトだった。

　マイクを持ったハヤトは「お久しぶりです。3・1でちょろっと対角線にいて。この間、ヒロム戦、お疲れ様でした。負けてましたね。あの実は……負けてましたよね。10月、俺、ヒロムとやるんっすよ。で、対戦してた……まあ、負けちゃったんでちょっとわからないですけど、ヒロムとやった選手とやりてえなと思って」と何度もYAMATOがヒロムに敗れたことに触れつつ、「ヒロムとやった選手がどれぐらい強いのか確かめに来ました。どうっすか? まあ、俺にも負けちゃうかもしれないですけど」とYAMATOに迫った。

　YAMATOが「こいつはみちのくプロレスの東北ジュニアヘビー級チャンピオンらしい。岩手の片田舎のローカルドインディープロレス団体のチャンピオンがナンボのもんだ、コラ。俺とやるってことだな。ハヤト、俺とシングルでやるってことだな。そう解釈していいんだな?」と煽ってきても、ハヤトは「みちのくプロレスがド田舎の団体? あんたド田舎出身じゃなかったでしたっけ」とハヤトはYAMATOが岩手出身であることを指摘。「好きなこと言ってくれて全然構わないけど、面倒くせえから俺、決めてきたんですよ。DRAGONGATE、大田区でありますよね? 8月20日でしたっけ。俺、東京だと病院も近いんで楽なんで、もし対戦相手がいないんだったら俺やりますけど。どうですか?」と対戦を要求した。

　YAMATOは「後楽園ホール、今聞いたよな。Jr.ハヤトは病院送りになる覚悟ができてるらしい。おい、吐いたツバ飲むなよ。8月20日、大田区でこの俺、YAMATOがてめぇとシングルマッチやってやる」と宣言。実現すれば初めてとなる両者の一騎打ちが急浮上した。

☆8/20(日)東京・大田区総合体育館『DANGEROUS GATE 2023』15:00開始

▼DANGEROUS GATE スペシャルシングルマッチ
フジタ“Jr"ハヤト
vs
YAMATO

【ハヤトの話】「言うことは別にねぇよ。俺は強ぇヤツと試合がしたい。ただそれだけ。で、気になるヤツがDRAGONGATEのYAMATOというだけだ。別に特に何もないけどね。でもリング上でも言ったけど、昔10何年前にやってて、で、3・1で再会してそこから自分が気になってる選手ともやってたし。でも負けてたんで。勝ったんだったら試合して何か教えてもらおうかなと思ってたけど。あんな風にやってましたけど、普通に強い選手なんで、その強いYAMATO選手と俺は試合がしたいっていう意思があるんで。ゆかりのあるKagetoraと連絡を取って、こういう場を作ってもらったんでね。それであいさつして、ああやって受けたということは、たぶんHAYATOとやりたいと思ってくれてたと思うんで、その期待を裏切らないようにDRAGONGATE乗り込みたいと思います。8月20日、これ決定でいいですよね? 8月20日は俺とYAMATOの初シングルを見に来てくれたらうれしいなと思います。よろしくお願いします」