8/26【FMWE】大仁田が故テリー・ファンクさんに黙とう捧ぐ 「俺の兄貴であり、師匠でした!」
『なくそうイジメ!地方応援プロレスFMWE電流爆破in石狩』が26日、北海道・石狩市役所前広場で行われ、大仁田厚が故テリー・ファンクさんに黙とうと追悼テンカウントゴングを捧げた。
この日の石狩大会は石狩青年会議所40周年記念事業の一環として開催された。キッチンカーが20台近く出店する広場のビアガーデン、小学生クイズ大会、打ち上げ花火なども同日開催され、石狩市内外から1万人以上の来場者が訪れた。
大仁田はこの日、ダブルヘッダーを挙行した。まず第1試合に登場し、石狩市の特産品であるシャケをモチーフにしたご当地ヒーローのサーモンファイター・ルイベと組んでダークレンジャー&ワイルドベアーと対戦。鮭vs熊の戦いが会場に集まった子供たちを沸かせ、サーモンファイターが勝利を収めた。
メインイベントで大仁田は雷神矢口&吉田考志と組み、ミスター・ポーゴ&怨霊&櫻井匠とバンクハウストルネード有刺鉄線バリケード地雷爆破+電流爆破バット6人タッグデスマッチで対決した。試合前には大仁田の呼びかけで8月24日に亡くなった故・テリーさんに黙とうとテンカウントゴングが捧げられた。すすり泣く声も聞かれる中、ザ・ファンクスのテーマ曲「スピニング・トーホールド」が流れると、会場に手拍子が起こった。
大仁田はポーゴのチェーン攻撃に苦しめられたが、子供たちからの大・大仁田コールに奮起。ポーゴもろとも地雷に落下しながらも、最後は電流爆破バットで櫻井を仕留めた。
メインを勝利で飾った大仁田は試合後、リングを囲んだファンに水をまくパフォーマンスを展開。マイクを持つと「テリーは俺の兄貴であり、師匠でした! テリー・ファンクよ、永遠に!」とテリーさんへの思いを絶叫。テリーさんに届けとばかりに「1、2、3、ファイヤー!」で締めた。大会後には、夏祭りのフィナーレを飾る打ち上げ花火も実施。プロレスと地域の夏祭りが融合した大会は大盛況で幕を閉じた。
