9/10【スターダム】活動休止前のKAIRIが10・9名古屋参戦 奈七永&岩谷と組んで生え抜きトリオと対戦

『ドリーム・タッグ・フェスティバル 2023』横浜武道館(2023年9月10日)

　活動休止前のKAIRIに対して、生え抜きの葉月&コグマ&飯田沙耶が対戦に名乗り。KAIRIは10・9名古屋大会で高橋奈苗&岩谷麻優と組み、3人と対戦することが電撃決定した。

　2021年にWWEとの契約を終えた以降はスターダムに定期的に参戦してきたKAIRI。IWGP女子王座の初代王者となり、安納サオリ&なつぽいとアーティスト王座も戴冠した。9月いっぱいで無期限の活動休止に入ることになり、各団体に参戦しているが、今宵のスターダム横浜大会のリングであいさつを行った。

　日本復帰の舞台となったスターダムのリングに上がったKAIRIは感慨深げに「短い間ではございましたが、こうしてたくさんの選手とカードを組んでいただき、最高の時間を本当にありがとうございました。スターダムにお役に立てたかは正直わからないけど、本当に私はスターダムの選手のみんな、スタッフのみんな、そしてファンの皆さんが心の底から大好きです」と感謝の言葉を送る。そして、「プロレスは始まりがあれば、いつかどの選手にも終わりが来ると思います。私も終わりについて考えました。そして、最後の航海に旅立つ決意をいたしました」と改めて決意を口にすると、「スターダムのリング、素晴らしい選手しかいないので、これからもっともっとスターダムを大きなところに皆さんと一緒に連れていってくれると思うので、皆さん、どうかみんなの応援をよろしくお願いします。1年半、本当にありがとうございました」とスターダムマットに別れを告げ、深々と一礼した。

　すると、STARSの葉月、コグマ、飯田が登場。葉月は「KAIRIさん、もう一度新しい航海に行く前に、私たち生え抜きと時間はないと思いますが、試合をしてください」と熱望した。

　KAIRIは「9月は5★STAR GPに集中して欲しいし、時間がない。だけど、ずっと試合したかった。だから去年、私が試合に穴を開けてしまった名古屋。10月ではあるけれど、10月9日、名古屋ドルフィンアリーナでよかったらお願いします」と受諾した。

　すると、高橋奈苗もリングイン。「パッション! KAIRI、KAIRI、KAIRI。パッションあるのか!? じゃあ最後絶対、七海里やりたいよ。やろうよ。パッション!」とパートナーに名乗りを挙げた。KAIRIは「1人足りない…。やっぱり奈七永さん、いいですか? 麻優さん! いらっしゃいますか?」と岩谷を呼び込む。リングに慌てて姿を現した岩谷はまさかの展開に戸惑いながらも「皆さん見たいですか?」と観客に確認。「最後の最後か。じゃあ、よろしくお願いします」と受諾し、10・9名古屋大会での6人タッグマッチが決定した。