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9/23【全日本】リンダマンが光留逆転突破で世界ジュニアV3 Jr.リーグ開催決定で土井との防衛戦熱望

『#ajpw ジャイアントシリーズ2023』後楽園ホール(2023年9月23日)
世界ジュニアヘビー級選手権試合 ○エル・リンダマンvs佐藤光留×

 リンダマンが光留を返り討ちにし、世界ジュニアヘビー級王座V3。土井成樹のジュニアリーグ戦優勝を確信し、元DRAGONGATE対決によるタイトルマッチを描いた。

 7・2後楽園大会での初挑戦・初戴冠以来、リンダマンは2度の防衛に成功。ホームリングのGLEAT8・23後楽園大会ではライジングHAYATOを下した。その試合後、光留が奪還の名乗り。この日のV3戦が決まった。

 リンダマンは大苦戦を強いられた。開始早々、腕関節や足関節に捕まって苦もんの連続。ブレーンバスターで反撃し、トペコンヒーロを放ったが、突破口を開くには至らず。アンクルホールドに捕らえられてしまう。相手の土俵で勝負しようと飛びつき腕ひしぎ逆十字で絡みついたが、アームロック、脇固めに切り返されるとバックドロップで攻め込まれた。

 それでもリンダマンはエクスプロイダー、ジャーマンと投げ技に活路を求めた。2カウントで返された次の瞬間、チキンウイングアームロックに切り返され、左腕を蹴られまくったものの、一瞬のスキを突いた電光石火の首固めでがっちり。大逆転の3カウントが入った。

 リンダマンが苦闘の末に光留を退け、世界ジュニア王座3度目の防衛に成功。「お前は予想通り、最も怖くて、最も強い全日本ジュニアだったよ。この先も防衛していくけど、お前の挑戦はもう二度と受けないからな」と光留にメッセージを送った。

 全日本では暮れにジュニアリーグ戦を開催する。当初は「佐藤光留にも一応勝った。他のヤツらも軒並み潰してきた。そろそろ俺が三冠ヘビーを挑戦したっていいんだぞ」と至宝ベルトに目を向けようとしたが、気が変わった。出場メンバーに旧知の土井が名を連ねていたからだ。「あのメンバーの中だったら、土井成樹が上がってくることは間違いない。次の防衛戦が土井成樹対エル・リンダマン、楽しみにしといてください」と土井とのタイトルマッチ実現を描いたリンダマンは「この戦いを楽しみにしてるのはプロレスファンじゃねえのか? プロレスファンのために、全日本プロレス、このベルトを持って、しっかり盛り上げてやる」と宣言。その先に三冠王座挑戦を見据えていた。

【リンダマンの話】「よし、勝った。勝った勝った。一応スコア上は勝ったというとこだな。あいつ、メッチャ強い。メッチャ痛い。こんな相手、日本中、いや、世界中のジュニア探してもなかなかいないぞ。だけどよ、勝ちは勝ちだ。言った通り、俺は無差別級の男だから、三冠に挑戦表明と言いたいところだが、また勝手に、会社が勝手に進めやがったな、『Jr. BATTLE OF GLORY 2023』。出場メンバーを見たら、いつもの代わり映えのないメンバーできたと思ったけどよ、1人いるじゃねえか、土井成樹が。あのメンバーの中だったら、確実に土井成樹が優勝して、この世界ジュニアに手をかけてくるだろう。実はよ、土井成樹も俺とやりたがってんじゃないのか? 俺よりも、土井成樹よりも、この戦いを楽しみにしてるのはプロレスファンじゃねえのか? プロレスファンのために、全日本プロレス、このベルトを持って、しっかり盛り上げてやる。そのためだったら、何でもしてやるぞ。そこをしっかりケリつけて、三冠ヘビー挑戦だ。それで文句なしだろ」

※光留はノーコメント

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