プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

9/24【NOAH】モリス&グリーンが歓喜のGHCタッグ初戴冠 『GLG』がヘビー級タイトル独占

『GRAND SHIP 2023 in NAGOYA』名古屋国際会議場(2023年9月24日)
GHCタッグ選手権試合 ○ジャック・モリス&アンソニー・グリーンvsサクソン・ハックスリー&ティモシー・サッチャー×

 モリス&グリーンの『GLG』コンビが、『REAL』の王者サクソン&サッチャー組を破ってGHCタッグ王座奪取に成功。ジェイク・リー率いる『GLG』がシングルのGHCヘビー級王座に続いて、GHCタッグ王座も手に入れ、ヘビー級のタイトルを独占した。

 『REAL』vs『GLG』のユニット抗争となる“モンスターvsイケメン"外国人タッグ対決。サクソン&サッチャーは「グッドルッキングなんて言えなくしてやる」と“バッドルッキング化"を予告していた。

 REALのセコンド・鈴木秀樹も暗躍し、場内外で王者組が押し込む。テクニック&パワーで何度もGLGコンビのイケメンを歪ませていったが、モリス&グリーンも立て続けにの場外ダイブ、コーナートップからのダイブ攻撃で華麗に反撃に転じた。

 負けじとサッチャーもロープ際でのブレーンバスターでモリスを場外にぶん投げたが、譲らないモリスも床直撃のブレーンバスターで応戦。リング上でもグリーンが絶妙なタイミングのトラースキックで援護するや、場外のサクソンにトルニージョを見舞って分断だ。すかさずモリスはスパインバスターからタイガードライバーと畳みかけ、サッチャーから完璧な3カウントを奪ってみせた。

 ともにGHCタイトル初戴冠となった新王者の二人は喜びを爆発させて包容。「すべてを犠牲に払ったのはとにかくこの瞬間のため。だからこそ厳しい練習、試練に耐えてきた」(モリス)、「このベルトはこれまで数々のレジェンドたちが巻いたベルトだ。だから俺たちは単なるベストじゃない。NOAHで最高、日本で最高、そして世界一のタッグチームだと思う。ようやく今までの苦労が報われた」(グリーン)と喜びを噛み締めた。

 GLGとしてはジェイク・リーのGHCヘビーに続く2本目のベルト。ヘビー級のベルトを独占し、ユニットとしてもGLGがNOAHの中心に立った。


【試合後のモリス&グリーン】

▼モリス「とにかくこの瞬間のためにいろんなことを犠牲にしてきた。家族から離れ、大事な犬からも離れ、見知らぬ日本という国でずっとやってきた。すべてを犠牲に払ったのはとにかくこの瞬間のため。だからこそ厳しい練習、試練に耐えてきた。こうしてアンソニー・グリーンと二人でジャック・モリスがGHCタッグチャンピオンになれた。ようやくここにたどり着けた」

▼グリーン「いい機会に恵まれた。その成果の結果だと思う。俺はキャリアが11年。二人でGLGというチームに入って14ヵ月ずっとやってきて、ようやくこの成果にたどり着いた。このベルトはこれまで数々のレジェンドたちが巻いたベルトだ。だから俺たちは単なるベストじゃない。NOAHで最高、日本で最高、そして世界一のタッグチームだと思う。ようやく今までの苦労が報われたと思っている」

プロ格 情報局