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9/24【NOAH】ルチャ兄弟・ベイン&ウルフが超アクロバティック戦制してGHCジュニアタッグ奪取 参戦4年で念願の初戴冠

『GRAND SHIP 2023 in NAGOYA』名古屋国際会議場(2023年9月24日)
GHCジュニアヘビー級タッグ王座決定戦 ○ドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフvsニンジャ・マック&アレハンドロ×

 実兄弟のルチャコンビ“ロス・ゴルペアドーレス"ベイン&ウルフ組がニンジャ&アレハンドロ組との超アクロバティックファイトを制して、念願のGHCジュニアタッグ王座初戴冠を果たした。

 クリス・リッジウェイ&ダガ組の王座返上によって組まれた新王者決定戦。もともと挑戦予定だったベイン&ウルフ組が、ニンジャ&アレハンドロ組相手の新王者決定戦に臨むことになった。

 9・3大阪大会では勝ち残り形式の4WAYマッチで大空中戦を繰り広げた4人。思わぬ形でチャンスが転がり込んできたニンジャ&アレハンドロ組も、ニンジャが“アレハバージョン"のマスクで現れて結束をアピールした。

 序盤からハイレベルな大熱戦となったが、ペースを握ったのはベイン&ウルフ。アレハンドロを孤立させて猛攻を浴びせる。凄まじい空中戦が続くなか、アレハンドロを鉄柵外に追いやると、ベインがウルフのホイップを受けて捨て身のノッタッチトペコンヒーロを敢行。鉄柵超えの一撃で場内を沸かせた。

 だが、ニンジャ&アレハンドロも譲らず。ニンジャはニンジャスペシャルで飛びついてのサンセットフリップパワーボムでベインを場外のウルフに叩きつける荒技を敢行。アレハンドロがエプロンのベインに飛びつき、断崖式フランケンを繰り出すと、場外からニンジャがドンピシャのタイミングでトラースキックを決めるハイレベルな合体技も披露した。

 大技が連鎖に次ぐ連鎖をして、4選手が大の字になると、場内もヒートアップ。ベインがDDTを、ウルフがウルフドライバーをそれぞれエプロンでニンジャに決めると、孤立したアレハンドロに襲いかかる。粘るアレハンドロは旋回式DDT、急角度ウラカンラナでベインを追い詰めて勝機。スカイツイスタープレスは自爆に終わっても、前哨戦で3カウントを奪ったスクールボーイからのジャックナイフ式エビ固めなどで奮戦。ベインの猛攻をしのいで粘りに粘る。だが、ベインは猛攻を止めず、シューティングスタープレスを落とすと、何度も阻まれてきたベインツイスターがついにさく裂して、3カウントが数えられた。

 ウルフは涙ぐみ、ベインはベルトに何度もキス。“ロス・ゴルペアドーレス"がNOAH参戦から4年で念願のGHCタイトル初戴冠、異国の地でついに“形"をつかんだ。

 母国で持つ3本のタッグ王座に加えて“タッグ四冠"となったルチャ兄弟は「ありがとう。お父さん、お母さん、ありがとう。こうして無事、新GHCジュニアタッグチャンピオンになることができた。これで4つ目のベルトを手に入れた」(ウルフ)、「本当にありがとう。ファンのみんなも応援してくれてありがとう。プロレスリング・ノアにもお礼を言いたい。対戦相手のニンジャ・マック、アレハンドロ、ありがとう。俺たちがこうして4つ目のベルトを手に入れることができた」と感謝に暮れながらベルトを抱きしめた。


【試合後のウルフ&ベイン】
▼ウルフ「ありがとう。お父さん、お母さん、ありがとう。こうして無事、新GHCジュニアタッグチャンピオンになることができた。これで4つ目のベルトを手に入れた」

▼ベイン「本当にありがとう。ファンのみんなも応援してくれてありがとう。プロレスリング・ノアにもお礼を言いたい。対戦相手のニンジャ・マック、アレハンドロ、ありがとう。俺たちがこうして4つ目のベルトを手に入れることができた」

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