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10/1【スターダム】舞華が羽南撃破で再起 アーティスト王者・桜井&テクラに「ベルトかっさらってやる」

『STARDOM in KORAKUEN 2023 Oct.』後楽園ホール(2023年10月1日)
○舞華&桜井まい&テクラvs葉月&コグマ&羽南×

 5★STAR GP優勝を逃した舞華が羽南撃破で再起。悩める心中を吐露しつつも、トリオを組んだアーティスト王者の桜井&テクラに対し、「そのベルトかっさらってやる」と通告した。

 前日の横浜武道館大会で行われた5★STAR GP優勝決定戦で、舞華はすずに敗北。バックステージでファンや仲間、家族、そして引退した元パートナー・ひめかに「優勝できなくてごめん」と号泣しながら謝罪した。「何も変わることが、変えることができなかった。どうしていいかもこれからわからない。正直、プロレスから今離れたい」と語った舞華は「どのツラを下げてみんなの前でリングに立てばいいかわからない」と吐露した。

 そんな舞華が決戦から一夜明けた後楽園ホール昼興行に登場。Donna del Mondoの桜井、テクラと組んで、STARSの葉月&コグマ&羽南と対戦した。

 入場時から舞華には大きな声援が集まる。序盤はパートナーの桜井が捕まったものの、舞華が登場すると場内の雰囲気は一変。舞華は連続してコグマをボディスラムで投げ捨てた。その後、STARSの連係が猛威を振るったものの、テクラがトリッキーな動きで流れを変えると、再び舞華がリングイン。葉月にラリアットをぶち込む。コグマが介入すると、連続攻撃の餌食になるが、踏ん張った葉月を強引にブレーンバスターでぶん投げて、歓声を浴びた。

 タッチをもらった羽南がスライディング式エルボースマッシュを連発したものの、DDMトリオは連続攻撃でチャンスをこじ開けると、舞華がスリーパーに捕獲する。STARSも得意の合体フェイスクラッシャーを繰り出し、羽南がブロックバスターホールドにつなげるが、舞華はキッチリとキックアウト。丸め込まれてもテクラのカットが間に合うと、舞華は羽南のエルボースマッシュに対してローリングラリアットで返答。最後はみちのくドライバーIIで羽南を沈めた。

 試合後、マイクを持った桜井は「後楽園ホール大会にお越しの超庶民の皆様お待たせしました。久々にリングに戻って参りましたが、相変わらずモテない男ばかりお集まりですこと。まあ、今日はまだまだ物足りないですわ。だから、これから私も超貴婦人を少しずつ皆様にお見せしていきますので、楽しみにしていてちょうだい。それではごめんあそばせ」と久々の貴婦人節で場内を沸かせた。

 バックステージでは「昨日の今日でちょっとまだ私も気持ちの整理というか、切り替えが難しいところではあるんですけど」と悩める心中を吐露した舞華だったが、桜井&テクラにゲキを飛ばされると笑顔も見せた。10・9名古屋大会ではすず&メーガン・ベーンと組んで、ジュリア&桜井&テクラの保持するアーティスト王座への挑戦を控えているだけに、「それまでに必ずもっともっと心を強くして、良きチャレンジャーに……いや、そのベルトをかっさらってやるから、よろしく」と強気に宣言した。

【試合後の舞華&テクラ&桜井】
▼舞華「今日は桜井の復帰戦ということで。昨日の今日でちょっとまだ私も気持ちの整理というか、切り替えが難しいところではあるんですけど。桜井が復帰して、そして」

▼テクラ「舞華、昨日悔しかった。でも、来年には新しいチャンスがある」

▼桜井「まず私が突然何も言わずにお修行に出て行って。それでも何も文句を言わずに、こうやって今日一緒に戦ってくれて、迎えてくれて本当にありがとう。舞華、昨日の今日でありがとう。私はもっとDDMのメンバーを支えていくために、超貴婦人になるお修行をしてきた。それを庶民の皆様にお見せしたいと思っております」

▼舞華「まあね、修行行っている間にアーティスト戦が実は。それまでに必ずもっともっと心を強くして、良きチャレンジャーに……いや、そのベルトをかっさらってやるから、よろしく」

▼桜井「こちらこそ」

▼テクラ「お願いします」

プロ格 情報局