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10/1【スターダム】ワールド王座戦へたむが刀羅にノーセコンドルール提案 「正真正銘の1対1でやりたい」

『STARDOM in KORAKUEN 2023 Oct.』後楽園ホール(2023年10月1日)
○刀羅ナツコ&渡辺桃&琉悪夏&吏南vs中野たむ&なつぽい&安納サオリ&水森由菜×

 たむが10・9名古屋大会で行われるワールド王座戦に向けて、挑戦者・刀羅に「あの頃みたいにあんたと2人きりで正真正銘の1対1でやり合いたい」とノーセコンドルールを提案した。

 前日の横浜武道館大会における5★STAR GP最終公式戦ででワールド王者・たむがなつぽいに、刀羅が葉月にそれぞれ敗北。決勝進出を逃した。気落ちする暇などなく、一夜明けた後楽園大会では10・9名古屋大会でのワールド王座戦へ向けた前哨戦で両者は激突。COSMIC ANGELSと大江戸隊による8人タッグマッチで火花を散らした。

 たむと刀羅は先発すると、のっけから激しいエルボー合戦で火花。ソバットなどで先制したたむだったが、大江戸隊の面々が介入すると、流れは刀羅に傾く。場外戦に持ち込んだ刀羅は「東」と刻まれた鉄板にたむを顔面から叩きつけると、リングに戻っても各種ラリアットを連発した。引かないたむはキャノンボールを自爆させると、顔面に低空ドロップキックを放ち、側頭部にはバイオレットシューティングを決めて一矢報いる。バックフリップを食らっても、セントーンを自爆させてスピンキックをズバリ。刀羅の反撃をものともせずにジャーマンも決めた。

 その後、試合は総力戦の様相に。乱戦に持ち込んだ大江戸隊はコズエンに加入したばかりの水森に集中砲火を浴びせる。それでも水森は奮戦。相手が刀羅になっても、スワントーンボムを自爆させると、ショートレンジのラリアットを乱射して気を吐いた。刀羅のキャノンボールを食らってしまうが、たむ&なつぽいが割って入り、ダブルソバットや合体前転ネックブリーカーで逆転。大江戸隊の面々を場外に追いやると、たむはコーナーに上がってプランチャの構えに。

 刀羅が急行し、毒霧を顔面に噴射してたむのダイブを阻止。そのたむを場外のなつぽいたちに投げつけて足止めすると、大江戸隊が水森に総攻撃。最後はデスバレーボムで刀羅が水森を葬った。

 前哨戦を制した刀羅は試合後にマイクを持つと、「何が前哨戦だバカヤロー。おい、たむ。お前さ、会見してポカして、まずは一言あるんじゃねえのか?」と怒りをあらわに。たむは「ゴメン。会見行けなかったことは本当に申し訳ないと思っている」と素直に陳謝し、「あんたと話したいことはたくさんあった。私はナツコがたむとライバルだったということを覚えててくれて嬉しかった」と続けた。そして、「私があんたとあの頃みたいに2人きりで正真正銘の1対1でやり合いたい。1つ提案がある。10・9、ノーセコンドルール。2人だけでやろう。やってくれるよね」と提案した。

 しかし、刀羅は額をつけてたむをにらみつけるだけで返答せず。無言でマイクを投げ捨ててリングを去っていった。

 バックステージでもたむは改めてノーセコンドルールを提案。「ナツコはさ、私がスターダム参戦した時の初めての相手でさ。たむがベルトを初めて獲ったのもナツコからだったんだよ。初めてのライバルだった。今日はその時のこと少し思い出した。でもナツコはさ、何か知らないけど、いつからかさ、たむのこと避けるようになったよね。たむはその理由分かってる。それであんたに失望した」と刀羅への秘めた思いを明かした。

 しかし、刀羅は「1対1でやろうって。別にできねぇとか、そんなこと知らねぇよ」と受諾するか明言せず。「今さ、IWGPとかSTRONGとか、スターダムの中では赤ベルトが最高峰かもしんないけど、そうやってどんどんでけぇベルト出来てきてんだよ。下に見られたくねぇんだよ、赤ベルト。なんで下に見られるか分かる? チャンピオンがそんなんだから。だから誰も名乗り上げねぇんだろ。ふざけんじゃねぇぞ」とたむへの怒りを爆発させていた。

【試合後の刀羅&桃】
▼刀羅「まぁ、こうなるよね。1対1でやろうって。別にできねぇとか、そんなこと知らねぇよ。笑わせんなって感じだけど、会見からの今日の前哨戦まで何かSNSでも何でもいいから反応くるかと思ったら、水森と一緒に『会見いけなくてごめんね』みたいな。ナメてんのかよ。今さ、IWGPとかSTRONGとか、スターダムの中では赤ベルトが最高峰かもしんないけど、そうやってどんどんでけぇベルト出来てきてんだよ。下に見られたくねぇんだよ、赤ベルト。なんで下に見られるか分かる? チャンピオンがそんなんだから。だから誰も名乗り上げねぇんだろ。ふざけんじゃねぇぞ」

▼桃「私も最後にいいですか? 白いベルトの前哨戦組めよ。今日、赤いベルトの前哨戦、すっごい楽しそうだったよ。白いベルトの前哨戦は今すぐに組めよ」


【試合後のたむ&水森】
▼たむ「ゆなもん、ようこそコズエンへ!」

▼水森「これからコズエン正式メンバーになって、もっともっと強くなります」

▼たむ「よし、一緒に強くなろう。10・9名古屋、刀羅ナツコ。ナツコはさ、私がスターダム参戦した時の初めての相手でさ。たむがベルトを初めて獲ったのもナツコからだったんだよ。初めてのライバルだった。今日はその時のこと少し思い出した。でもナツコはさ、何か知らないけど、いつからかさ、たむのこと避けるようになったよね。たむはその理由分かってる。それであんたに失望した。10・9はあの頃みたいに二人きりでノーセコンドルールで、正真正銘の1対1やってくれるよね?」

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