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10/25【新日本】拷問軍がDOUKI&TAKA返り討ちで悪らつ勝利 金丸「解散しちまえ」

『SUPER Jr.TAG LEAGUE 2023〜Road to POWER STRUGGLE〜』後楽園ホール(2023年10月25日)
公式戦 ○SHO&金丸義信vsDOUKI&TAKAみちのく×

 Just 5 GuysのDOUKI&TAKAが裏切り者・金丸の制裁を狙ったものの、最後はSHO&金丸が反則攻撃を連発して悪らつ勝利。ジュニアタッグリーグ2勝目を強奪すると、金丸は元盟友に対して「フォーだか、ファイブだか知んねえけど、解散しちまえ、あんなヤツら」と吐き捨てた。

 1勝1敗のHOUSE OF TORTUREのSHO&金丸と2敗のJust 5 GuysのDOUKI&TAKAが公式戦で対戦した。金丸は9・24神戸大会でJ5Gを裏切り、拷問軍に電撃加入。金丸を慕い、タッグも組んでいたDOUKI、そしてTAKAは溜まりに溜まったうっ憤を怨敵にぶつけたが、最後に待っていたのは非情な攻撃だった。

 SHO&金丸の奇襲を受けたDOUKIだったが、追撃をキッチリと防ぐと、TAKAがテクニック全開で躍動。拷問軍の2人をヘッドロック&三角絞めで同時に捕獲する。さらに、2人を場外に追いやると、ケブラーダの構えに。だが、金丸が足を引っ張って妨害すると、流れは拷問軍へ。得意の場外乱闘で試合を掌握。TAKAの左腕をしつこく痛めつける。

 長時間捕まったTAKAが自力で反撃に成功すると、DOUKIが大暴れ。トペ・レベルサで2人を吹き飛ばすと、金丸に容赦なくダイビングフットスタンプを投下した。金丸の反撃をものともせずにイタリアンストレッチNo.32に捕獲する。金丸がヒザ攻めで巻き返してもジャンピングハイキックやラリアットを見舞って譲らなかった。

 TAKAも再び奮戦。インサイドワークを発揮してSHOと渡り合う。SHOがトーチャーツールを持ち込んでもDOUKIが阻止。TAKA&DOUKIは同時ケブラーダを敢行して、場内を沸騰させた。観客を味方につけたJ5GはSHOに猛攻。DOUKIのデイブレイク、TAKAのランニングニーが連続してさく裂すると、TAKAはジャストフェイスロックに捕らえた。DOUKIは金丸のウイスキー噴射を防ぎ、イタリアンストレッチNo.32で分断する。

 しかし、SHOは浅見レフェリーを巻き込んで無法地帯を作り上げると、ギブアップを偽装してTAKAに技を解かせる。そして、ローブローで動きを止めると、トーチャーツールで一撃。ショックアローでダメ押しして3カウントを奪った。

 怨敵・金丸を制裁しようとしたDOUKI&TAKAだったが、そんな2人をSHO&金丸が悪らつ勝利で返り討ち。タッグリーグ2勝目を手にした。

 「フォーだか、ファイブだか知んねえけど、解散しちまえ、あんなヤツら! 神戸以来の試合でアイツらと絡んで、何だあれ? あんなもんか? 大したことねえな」と金丸は元盟友を罵倒。SHOも「あの2人だけじゃねえぞ、お前! 全員しょぼいんじゃ、この野郎!」とJ5Gを斬り捨てた。

 そこにSHOに奪われたKOPW王座奪回を狙うタイチが乱入。「リマッチじゃねえぞ。やり直し、やり直しだ」とSHOに再戦を要求したが、SHOは「何回やっても一緒だぞ、お前! また泣くぞ」と嘲笑。タイチがセコンドによって下がらされると、SHOは「これ(KOPWのベルト)がここにある以上な、アイツより俺のほうが強えんだよ! それが当たり前だよ。オイ、スーパージュニアタッグリーグもな、余裕で優勝よ、俺らで」と勝ち誇っていた。

【試合後のSHO&金丸】

▼金丸「おい、こんな時ばっかり気持ち入れてよ、コスチューム変えてきても何も変わんねえぞ! おい、フォーだかファイブだか知んねえけどよ、解散しちまえ、あんなヤツら! 神戸以来の試合であいつらと絡んで、何だあれ? あんなもんか? 大したことねえな」

▼SHO「今言ったことが全てよ! あの2人だけじゃねえぞ、お前! 全員しょぼいんじゃ、この野郎! 神戸でも分かったろうが! (KOPWのベルトをトーチャーツールで叩きながら)これがここにあるんじゃ、おい! Just 5 Guysじゃ? そんなもんな、俺らHOUSE OF TORTUREにな、勝てるわけねえやろうが、あの野郎、オラ!」

▼金丸「解散だ、解散、あいつら、おい!」

▼SHO「終われや、早く……(突然タイチが殴り込んできたので驚いて)おーい、おいおい、何だ、この野郎!」

▼タイチ「(オスカー・ロイベに止められながらも前に出ながら)何が強えだ、てめえ、この野郎!」

▼SHO「(後退りしつつ)お前ら2人、終わってんだ、この野郎! 終わってんだよ! 帰れよ、この野郎!」

▼金丸「クソだ、この野郎!」

▼タイチ「じゃあ、負けたおめえらはなんだ!? クソ以下か?」

▼SHO「(KOPWのベルトを見せながら)てめえが負けたから、ここにあんだよ!」

▼タイチ「おめえの実力じゃねえだろう!」

▼SHO「俺の実力だ! 俺はお前よりか強えんだよ、オラ! ここにあるのが何よりの証拠だよ!」

▼タイチ「逃さねえからな。逃さねえぞ。てめえの実力じゃねえだろう」

▼SHO「俺が強えから持ってんだろう、これ! 当たり前だ」

▼タイチ「リマッチじゃねえぞ。やり直し、取り直しだ」

▼SHO「ああ? 何回やっても一緒だぞ、お前! また泣くぞ、お前。(タイチの胴体を掴んで止めているロイベに対し)おお、下げろ、下げろ! おい、下げろ! おい、下げろ、下げろ! しっかり掴んでろ!」

▼金丸「下がれ、おい!」

▼タイチ「金丸、おめえもだ、コラ! (と金丸に向かって蹴りを飛ばす)」

▼金丸「おめえらはこれで終わりだよ! 終わらしてやるよ、お前ら!」

▼タイチ「やってみろ、コラ!」

▼SHO「やってやるよ、おい!」

▼タイチ「(SHOに向けって)お前、まだ終わってねえからな、てめえとは! 受けろよ、コラ!」

▼SHO「下げろ、オラ!」

▼タイチ「な〜にをお前、とっとと死ね、コラ!(と蹴りを飛ばす)」

▼SHO「下げろ、下げろ、この野郎!」

▼タイチ「逃げんなよ、てめえ、おい! 絶対逃さねえからな! (とようやく引き下がる)」

▼SHO「ふざけんな、てめえ! やかましいわ、オラ! おい、これがここにある以上な、あいつより俺の方が強えんだよ! それ当たり前だよ。おい、『SUPER Jr. TAG LEAGUE』もな、余裕で優勝よ、俺らで! 見とけ、オラ!」


【DOUKIの話】「クソッ! クソッ(と床を拳で叩き、そのままひざ立ちになって)何としても、何としても今日だけは勝たなきゃいけなかった! あいつらがいろいろやってくることは分かってたけど、結果は結果だ。今日だけは、このチームにだけは絶対に勝たなくちゃいけなかった! 俺が今までと違うことを、このチームが今までと違うことを証明しなくちゃいけなかった。SHOじゃねぇんだよ。YOHでもない、ワトでもない、俺がジュニアのトップに立たなきゃいけない。いろんな雑音があることは分かってる。でもな、俺がトップに行くため、このチームが勝つように動かなきゃいけないと、そう思って今シリーズは、ただアシストされるだけじゃなくて、チームとして、チーム力を上げて試合に挑んできたつもりだ。でもよぉ、卑怯な手かもしれないけど、今日の勝ちはあいつらだ。クソほど悔しい! クソほど悔しい! でもな、リーグ戦はまだまだ続くんだ。さっき言ったけど、俺がこのチームに来たのはジュニアのトップに行くためだ。だからよぉ、今シリーズ、チーム力を上げることを優先しても、俺がトップに行く気持ち、それは変わらない。幸い明日も公式戦があるんだよ。ありがたいことだ。明日に気持ちを切り替える」

※TAKAはノーコメント

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