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10/27【NOAH】地元でデビュー15周年・吉岡、休業目前でも“バキバキ"肉体で躍動 「また突っ走りに戻ってきます」

『SUNNY VOYAGE 2023』熊本城ホール(2023年10月27日)
吉岡世起デビュー15周年記念試合 ○近藤修司&丸藤正道vs潮崎豪&吉岡世起×

 吉岡世起のデビュー15周年記念試合が吉岡の故郷・熊本大会のメインイベントで行われ、休業前とは思えぬ“バキバキ"の肉体で躍動。完全燃焼の玉砕となったが、「また全力で突っ走りに、このリングに戻ってきたい」と地元で帰還の誓いを立てた。

 今年の10月5日でデビュー15周年を迎えた吉岡。故郷・熊本の大会メインで記念試合が組まれ、同じ熊本出身の潮崎とのコンビで、丸藤&近藤組と対決する豪華タッグマッチに臨んだ。

 「新たな挑戦への準備期間」のため、あす(28日)福岡大会を最後に年内休業に入る吉岡だが、キャリアハイに“バキバキ"な肉体で登場。休業目前とは思えぬ究極仕上げで“キレキレ"に動き回って音速のストライカーっぷりをいかんなく発揮した。

 2008年プロレス大賞ベストバウトを獲得した丸藤と近藤も初タッグ。スムーズなタッチワークで吉岡を捕獲したのの、吉岡もパートナーであり、恩人でもある近藤の胸板を何発も蹴り抜いて場内を熱く染め上げた。

 終盤には潮崎のゴーフラッシャー→吉岡のスワントーンボムの連係も披露。さらには、あえて胸板を突き出してくる丸藤と近藤に、気持ちのこもったこん身のミドルキックを一発、また一発と叩き込んで場内も熱気を帯びた。

 だが、最後は丸藤のフックキック→近藤のキングコングラリアットの強烈連係を浴び、近藤トドメのキングコング弾を正面から受けて3カウントを奪われた。

 “究極仕上げ"で臨んだ地元記念試合で、完全燃焼の玉砕。丸藤と近藤も大の字の吉岡をねぎらい、場内も温かい拍手に包まれた。

 潮崎からマイクを渡された吉岡は「尊敬する丸藤さん、近藤さん、相手してくれてありがとうございました。僕がNOAHに来る前からずっとずっと大好きで、ずっとバックアップしてくれた潮崎さん、ありがとうございました」と、それぞれに深々と座礼。

 観衆に向き直した吉岡は「そして、そしてこの15周年という節目に、この熊本城ホールに観に来てくださった皆さん、どうもありがとうございました。15年間プロレスラーとして全力で突っ走ってきて、ちょっと“休憩"しますけど、また全力で突っ走りに、このリングに戻ってきたいと思うので、そのときは皆さん、応援よろしくお願いします。本日はありがとうございました!」と“帰還の誓い"を立てながら自らの記念試合と、地元・熊本大会を締めくくった。

 バックステージでも「ちょっとしばし休憩しますけど、年内はお休みしますけど、まだ先のこと何にも決めてないですけど、またこのリングに戻ってきたいと思っているんで、その時はよろしくお願いします」と話した吉岡。休業前最後の一戦となるあす(28日)福岡大会では第1試合で10人タッグマッチに臨む。


【吉岡の話】「ああ、やっぱりコンちゃん半端ないね。半端ないっすね。丸藤さんも。僕がプロレス界に入って尊敬するあの二人の選手とこうやって記念試合ができて、しかも隣にはあんなに心強い大好きな先輩・潮崎さんがいて、僕は幸せ者ですよ。15年プロレスラーとして全力で突っ走ってきたんで、ちょっとしばし休憩しますけど、年内はお休みしますけど、まだ先のこと何にも決めてないですけど、またこのリングに戻ってきたいと思っているんで、そのときはよろしくお願いします。その時をお楽しみにしといてください。ああ、しんどい!」

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