10/29【新日本】ジュリアがハイアン寄せ付けずSTRONG女子王座完勝V5

『Fighting Spirit Unleashed』アメリカ・Sam's Town Live(2023年10月28日)
STRONG女子選手権試合 ○ジュリアvsハイアン×

　ジュリアがハイアンに完勝し、STRONG女子王座5度目の防衛を果たした。

　STRONG女子王者・ジュリアはスターダム10・1後楽園大会で壮麗亜美を退け、4度目の防衛に成功。試合後、ドイツwXw、アメリカROH、イギリスRPWなど世界各国で強豪と戦ってきたというハイアンが映像で挑戦を表明。この日、ラスベガスの地でV5戦を迎えた。

　ジュリアは後頭部への低空ドロップキックを放ち、卍固めで絞め上げるなど先手を取った。ラリアットを食らうと、ジャンピングニー、バックドロップの猛攻を浴びたが、ミサイルキックなどで反撃。グロリアスドライバーを阻止されてもブレーンバスターをDDTで切り返し、STFで捕らえた。

　場外に吹き飛ばされたジュリアはハイアンのトペスイシーダを被弾。それでもコーナー上での攻防を頭突きで制し、雪崩式ダブルアームスープレックスで叩き落とした。ハイアンも譲らずファルコンアローで応戦。ベンジュラムバックブリーカー→パワーボムの連続攻撃で攻め立てた。

　ジュリアは3カウントを許さず。バックドロップを不時着するとジャーマンでぶん投げた。エルボー合戦も強烈な一撃で制し、なおも連打。右フックをぶち込むと、ハイアンも意地。カウンターのスピアーでニアフォールに追い込んだ。が、ジュリアはバックドロップ、ランニングニーで鎮圧。ノーザンライトボムで突き刺して3カウントを奪った。

　ジュリアがハイアンを寄せ付けずSTRONG女子王座5度目の防衛を果たした。試合後はノーサイドで握手と抱擁。そしてバックステージに戻ってくると、次なる挑戦者としてトリッシュ・アドラが現れた。「素晴らしい試合でした。そう、初めて実際にお会いできて、試合を観戦できて光栄です」と敬意を表したトリッシュは「今日を狙ってチャンスを取りに来たのよ。あなたのファイティング・スピリット、好きよ」と挑戦を表明した。

　これにはジュリアも「素敵な髪型ね! 私、その髪型とても好きよ! そしてナイスボディ! 素晴らしい筋肉だわ」とトリッシュを称え、「トリちゃん? OK分かった。髪型も体も最高! デカイし強そう! 考えておきますよ」と前向きな姿勢をみせた。

【試合後のジュリア、トリッシュ】
▼ジュリア「ラスベガスの諸君! たくさんの歓声、サンキュー・べリーマッチ。メチャメチャ楽しかった。ちょっとごめんなさい。日本語でしゃべらせてください。ハイアン? ホントに初めて闘った選手で、同い年で、なんかいろいろなキャリアを持ってて。彼女のことは何も知らなかったけど。やっぱ世界には強いデッカイ選手がたくさんいるんだなって。やっぱ、やってて凄いワクワクしてる。でも、ジュリアにバチバチのシバキ合いを求めたら、それは命取りになるってことを今日わかったと思う。私はまだまだ、まだまだ本気出してないから。また、その時必ずやろう。次やった時、もっとやりましょう。以上、そしてマイ・6THデビュー・アニバーサリー。サンキュー・ベリーマッチ。防衛サンキュー・ベリーマッチ。アリベデルチ! またな!」

※ここでフリーのトリッシュ・アドラが拍手をしながら登場

▼トリッシュ「素晴らしい試合でした。そう、初めて実際にお会いできて、試合を観戦できて光栄です。(日本語で)あぁ、ゴメンナサイ。(英語に戻り)失礼。私の名前はトリッシュ・アドラ。聞くところによると、あなた、世界最強のプロレスラーとの対戦を望んでいるらしいじゃないの」

▼ジュリア「あぁ、はい」

▼トリッシュ「だから私、電話の前でずっと待っていたのだけれど、待てど暮らせど連絡がないんだもの。だから私、今日を狙ってチャンスを取りに来たのよ。(STRONG女子王座を見て)あなたのファイティング・スピリット、好きよ」

▼ジュリア「(英語で)私のファイティング・スピリットが好きなの?」

▼トリッシュ「そうよ。そしていつか私のも見せてあげるわ」

▼ジュリア「うぉうぉう〜!」

▼トリッシュ「フフフ」

▼ジュリア「すごい! (英語で)素敵な髪型ね! 私、その髪型とても好きよ! そしてナイスボディ! 素晴らしい筋肉だわ」

※トリッシュはうんざりした表情

▼ジュリア「(英語で)でも、あんた誰?」

▼トリッシュ「(驚いた様子で)! ……トリッシュ・アドラよ」

▼ジュリア「(日本語で)トリッシュ? トリちゃん? OK分かった。髪型も体も最高! デカイし強そう! 考えておきますよ。またな! アリーヴェデリチ! ベイビー!」

※トリッシュはジュリアの後方を睨みながら、最後に「ビ〇チ」とつぶやく