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11/24【RIZIN】木村“フィリップ"ミノルが再びドーピング検査陽性 大みそか安保瑠輝也戦が消滅

 RIZINは24日、12・31さいたまスーパーアリーナ大会の追加カードを発表。「伊澤星花vs山本美憂」など4試合が新たに決まった一方で、木村“フィリップ"ミノルがドーピング検査陽性のため、安保瑠輝也戦が消滅となった。

 木村は6・24札幌大会に参戦した際、試合前に受けたドーピング検査が陽性となり、RIZINから罰金処分、半年間の出場停止処分が下された。「クリーンな体を作って、正々堂々、格闘技に向き合ってファンの皆さんの前で戦いたい」と誓っていた木村は大みそかでの復帰が決定。安保とキックボクシングルールで対戦する予定だった。

 ところが大会へ向けたドーピング検査の結果が再び陽性に。大みそか復帰、安保戦は消滅となった。榊原信之CEOは「笑うしかない。カード発表しといて陽性かよと。お粗末な結果になりました」とあきれ気味で、「前回の6月の試合前に検査をさせていただいた結果よりも明らかに引っかかっている項目数が減っているのは事実だけど、引っかかっているのも事実。まだ完全な状態ではない」と説明。「試合前のドーピングの検査。わざわざ検体を取ってアメリカの検査機関に送って、陰性か陽性かの証明がない限りRIZINのリングに上がることはできない」と強調したうえで、「検査をクリアして2024年、木村選手がRIZINの舞台に帰ってこれれば。彼のさらなる精進を期待したい」と木村に三度目の正直での“潔白の証明"を求めた。

 再びドーピング検査陽性となってしまった木村はRIZINを通じてコメントを出し、「検査結果は厳粛に受け止めます」としたうえで「安保選手にはご迷惑をおかけしてしまったこと、RIZINやファンの皆さんにも深くお詫びします」と謝罪。2024年の復帰を目指すつもりで、「まだ体内に(薬物が)残存されていたと思いますので、引き続き完全にクリーンになるまで治療、練習に専念します。必ず戻ってくるので、来年このカードが実現できるよう頑張ります」と誓っている。

 大みそかの4カードが新たに決まった。山本は女子スーパーアトム級王者・伊澤を相手に引退試合に臨む。当初、この一戦は5・6有明アリーナ大会で行われる予定だったが、山本が練習中にヒザのじん帯断裂の重傷を負って欠場。山本が完治し、大みそかの大舞台で実現することになった。ラストマッチへ向けて山本は「最後が私の大好きな大みそかなので、いっぱい暴れて楽しみたい」と意気込んでいる。

 皇治がMMAデビュー戦でプロサッカー選手・三浦知良を父に持つ三浦孝太と対戦する。契約体重、ルール、ラウンド数は調整中。ほかにも「弥益ドミネーター聡志vs新居すぐる」、「イゴール・タナベvs安西信昌」も決まった。

☆12/31(日)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.45』12:00開場(予定)、14:00開始(予定)

▼RIZIN MMAルール(77.0kg)
安西信昌
(5分3R)
イゴール・タナベ

▼RIZIN MMAルール(66.0kg)
新居すぐる
(5分3R)
弥益ドミネーター聡志

▼RIZIN MMAルール
皇治
vs
三浦孝太

▼RIZIN MMAルール(49.0kg)
山本美憂
(5分3R)
伊澤星花

プロ格 情報局