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11/25【新日本】鈴木と口論もWTL制覇へ永田「全て包み込んでコントロール」宣言

『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』藤沢市秋葉台文化体育館(2023年11月25日)
○タイチ&SANADA&上村優也&DOUKIvs永田裕志&鈴木みのる&マスター・ワト&本間朋晃×

 鈴木との衝突が続く永田がWORLD TAG LEAGUEの栄冠を勝ち取るべく「お前も対戦相手も全て包み込んで、俺がコントロールしてやるよ」と宣言した。

 犬猿の仲だった永田と鈴木が恩讐を超えてタッグを結成し、WTLにエントリー。ここまでアトランティスJr.&ソベラーノJr.、辻&サンドカンJr.に連敗を喫して勝ち星なし。この日は明日11・26郡山大会のタイチ&上村との前哨戦となる8人タッグマッチに登場した。

 永田が上村を相手にグラウンドでせめぎ合いを展開。自陣に下がっても突っかかってきた上村に険しい表情を見せた。一方、鈴木は元鈴木軍対決となったタイチと火花。タイチが挑発的なステップキックを連発すると、鈴木がエルボー、タイチがローキックを打ち合うラリーを展開。ブラックメフィスト、ゴッチ式パイルドライバーを阻止し合うと、鈴木がスリーパーで絞め上げた。

 鈴木がタイチをホイップすると永田がフロントハイキック、エクスプロイダーを決める連係も成立したが、最後は本間がタイチの聖帝十字陵に沈んで敗戦に終わった。試合後、永田は上村とにらみ合うと、場外乱闘を展開。鈴木もタイチと視殺戦を繰り広げた。

 前日の甲府大会で2敗目を喫した試合後、鈴木は「お前のプロレスは20年アップデートされてない」と永田に言い放っていた。この日の試合後も二人はバックステージで「生まれ変わらなきゃ先はねえんだよ」(鈴木)、「知ったこっちゃねえよ、そんなの」(永田)と口論。永田が「明日はあいつらだ。お前、タイチやれよ。上村は今日はいいものをもらったから、しっかり叩き返してやるからよ」と言い放つと、鈴木は「明日見といてやるから。おめえ次第だ」と返した。

 どうにもかみ合わないままの二人だが、永田は「お前も対戦相手もすべて包み込んで、俺がコントロールしてやるよ」と宣言。タッグを成立させて優勝を勝ち取るためにも全てを受け入れる構えだ。

【試合後の永田&鈴木】

▼鈴木「昨日言った通りだ。永田よ、お前、生まれ変わる気あるか? オイ、オイ、ここで待っていてやる。さっさと来い、さっさと来い。てめえの面貸せ。面出して、こっち来い、オラ! オイ! オイ!」

▼永田「(遅れてやって来て)ああん? なんだよ?」

▼鈴木「生まれ変わらなきゃ先はねえんだよ!」

▼永田「何を生まれ変わるんだ?」

▼鈴木「お前だ!」

▼永田「何が生まれ変わるだ、バカ野郎!」

▼鈴木「お前自身だよ!」

▼永田「知ったこっちゃねえよ、そんなもの、オイ! オイ、おめえじゃねえんだよ、明日はあいつらだ。上村とタイチだろ? お前、タイチやれよ。上村は今日はいいものをもらったから、しっかり叩き返してやるからよ」

▼鈴木「オイ、やる気あんのかよ?」

▼永田「やってやるよ、オラ!」

▼鈴木「やり返されるんじゃねえのか、どうせよ!」

▼永田「やってやるよ、バカ野郎!」

▼鈴木「やってみろよ、この野郎!」

▼永田「(激昂しながら)やってやるよ、バカ野郎!」

▼鈴木「オイ、明日、見といてやるから。おめえ次第だ、明日は」

▼永田「おお、そうだよ」

▼鈴木「やってみろよ!」

▼永田「全て俺が包み込んで、お前も対戦相手も全て包み込んで俺がコントロールしてやるよ」

▼鈴木「やってみろ、このクソバカ野郎!」

▼永田「やってやるよ」

▼鈴木「やってみろ」

▼永田「やってやるよ、オイ!」

▼鈴木「おめえの(永田の頭を小突きながら)オツムじゃな、スペックが足んねえんだよ、バカ野郎!(と先に姿を消す)」

▼永田「俺はな、iPhoneでもパソコンでもなんでもねえんだよ。生身の人間だ、バカ! 何をパソコン気取って…何を言ってんだか分かんなかったよ、昨日。あっ、そういうことって。アップデートってそういうことか。まあ、どうでもいいよ。あの減らず口を俺がしっかり包み込んでやらなかったら、このタッグは成立してねえだろ? なあ? あいつが俺にシェイクハンドを求めてきたんだよ。それ握り返したんだよ。俺が1発余計に殴っても、あいつは握り返してきたんだよ。だからよ、俺は包み込んでやるって言ってんだよ。あいつ、パートナーにあんな言い方されるなんて、普通は成立しねえだろう? タッグは。それを俺が全部飲み込んで、あいつをコントロールして、あいつの好きなように言わせて、で、俺自身も飲み込む。俺自身もコントロールして、このタッグを成立させてんだよ。オイ、何があってもあいつは気に入らねえんだったらよ、だから全部吐けよ、俺に。全部包み込んで、飲み込んでやるよ。だから俺がコントロールしてるって言ってんだよ。それのどこが悪い? 本当、真面目な話。何がお前……だいたいあんなパートナーに悪たれ突くようなヤツなんか、なかなかいねえんだよ。なぜタッグが成立してるか? それは俺が全部包み込んで、飲み込んで、コントロールしてるからだよ。違うか、オイ? まあいいや。そんなことより、今日は上村に凄いいいものをもらったよ。久しぶりにカーッと来たね。パートナーじゃなく対戦相手にカーッとなんか怒りというか、いろいろ来たからさ。これはちょっと明日楽しみだね。まあ見てろよ。叩きのめしてやる、俺が。いい根性してっからよ。テリャ! チェッ!(と声にならない気合いの雄叫びを発して敬礼ポーズ)」

【ワトの話】「まあタッグリーグとはいえ、対戦相手にDOUKIがいたね。最後、いいトペをもらったけど、このままじゃ終わりじゃないってこと。まあ、タッグリーグ盛り上げていきたい。まあ俺たちはタッグリーグに出てないからアレだけど、巡業に参戦してるからこそ俺たちもね、目立たなきゃいけないっていう。そういうのも意識としてある中で、最後飛ばれたのは凄く悔しかったですし、まあどっかでやり返してやりますよ」

※本間はノーコメント


【試合後のタイチ&上村】

▼タイチ「昨日はまあちょっとした優也の可愛いところがあったけど、昨日は試合内容、結果ともに満足してるし、確かな手応え、一歩一歩掴んでるし、俺らね。あの悪いけど、俺らマジで優勝狙ってるし、このまま二人で新しいタッグの景色も考えてるからさ。あの悪いけど、永田&鈴木組、そんなの構ってる暇ねえんだ。俺たちもう次に向いてっからさ。悪いけど、なんか揉めてんのか知らないけどさ。揉めてんだったら出なきゃいいじゃん、二人とも。じゃあなんだ? 俺ら真面目に狙ってんのに、てめえらのいざこざ見せられたって俺ら知らねえし。まあ、別にそんなチームが俺らに勝てるって、勝つわけねえし、勝てるわけもねえし、それはそれで好き勝手やってくれ、そっちで。まあいいんじゃねえの? 今日で鈴木みのる、あんたの軍団が解散してから初めて当たるけど、解散してから11ヵ月ぐらいか、去年。まあどっちがどんな道歩んできたか、明日リング上で確かめ合おうや。確かめ合おう。それだけだよ。明日は無難に3連勝でしょう、このままだったら」

▼上村「まあ、気は抜けないので、明日もしっかり勝って、タイチさんの昔のボスと僕の昔の師匠、超えてやりましょう。このタッグリーグ、タイチさんに獲ってもらってばっかりなんで、明日こそは僕がしっかり決めたいと思います」

▼タイチ「そうだな。明日はどっちが仕留めるか勝負だな、こりゃ」

▼上村「ここでの勝負もあると思うんで」

▼タイチ「それはそうだ。そういう個人的な闘いも含みだからな、タッグとはいえ。そうしようぜ。それにもう大丈夫だよ。俺ら、超えてっから、あの二人。あとは恩返ししてやれ、優也なりの(と先に退出)」

▼上村「気は抜けないけど、明日、恩返ししたいと思います。ありがとうございました」


【DOUKIの話】「(※マスコミに向かって)いつもありがとうな。俺がここに来るまで待っててくれたんだろ? 時々、お前らよ、帰っちまうから。(TVカメラマンに向かって)お前もそうだろ? いっつも。カメラねえと思って、いつも帰っちまうだろ、お前? まあいいや。今日の試合よ、楽しかったな。今シリーズ、凄い楽しいよ。タッグの前哨戦として組まれてるカードが多いだろ? そうするとよ、毎日違う相手と当たれる。新日本プロレスはこんなに層が分厚いんだなって毎回思うよ。今日の試合よ、特別な試合だ。さっきも言ったろ? 鈴木軍が解散してから鈴木さんとこうやって向かい合うのは、今日が初めてじゃないか? でもな、それよりもワト、久しぶりだな。お前とはよ、タッグリーグで当たったかもしれないけど、あの日はほとんど、まあ俺たちも直接当たることはなかったと思う。改めて言っておく。俺が世界で一番倒したい相手は高橋ヒロムだ。そして、俺が一番倒さなきゃいけない相手、それはエル・デスペラードだ。そしてな、俺が一番負けたくない相手、それがてめえだ、ワト! SUPER Jr.後、お前とはだいぶ差をつけられちまったな。お前はSUPER Jr.優勝して、それからもいろいろあった。俺はSUPER Jr.負け越しで、タッグのリーグ戦もボロボロだった。お前とはよ、いろいろと喋りてえことがあったんだ。でもな、お前の顔を見てたらそれどころじゃなかったよ。ムカついて、ムカついて、ムカついて仕方ねえよ! オイ、いろいろ言おうと思ったこと、お前の対角に立ったら全部忘れちまったよ。今シリーズ、最初に言ったな? 俺は会社に対していろいろアピールしていくつもりだって。今シリーズ、いろんな種を蒔いていくつもりだ。ワト、てめえもそうだ。暇そうだったら、俺と遊ぼうじゃねえかよ」

※SANADAはノーコメント

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