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11/26【DDT】全日本・斉藤レイがD王GP初戦でUNIVERSAL王者MAOを粉砕

 DDTシングル最強決定リーグ戦『D王 GRAND PRIX 2023』が26日、東京・後楽園ホールで開幕。初出場となった全日本・斉藤レイが初戦でDDT UNIVERSAL王者のMAOを粉砕し、幸先いいスタートを切った。

 レイは身長192センチ、体重145キロの大型戦士。対するMAOは180センチ、85キロで、ウエイト差は実に60キロ。それでもMAOはラ・ケブラーダを発射し、場外でドロップキックを放つなど攻め立てたが、レイは雪崩式ブレーンバスターで応戦。MAOが掌底連打、キック連打を浴びせ、旋風脚を放っても、キャッチしたレイはラリアット、ヘッドバットで完全に鎮圧。最後はパイルドライバーで突き刺して3カウントを奪った。

 初出場のレイがUNIVERSAL王者撃破で白星スタートを飾った。「とりあえず1勝。シングルのちょっとは実力があるってのを見せつけることができたと思う」と好感触をつかんだレイは「それにしてもMAO。俺とは正反対のレスラーだった。もう少し長引いたらどうなったか分かんない。あいつはこれからも要注意だ」とMAOを評した。

 次戦は12・2新宿大会の納谷幸男戦。これまで遺恨を深めてきた大型二人の決着戦となる。レイは「あいつとは楽しみだな。前からバチバチにやってるからな。必ずあいつをぶっ潰して俺のほうが上だってことを証明してやる」と息巻いていた。

 一方、初戦黒星となったMAOは「何が起こったか分かんねぇ。負けたのか?」と呆然。次戦は12・2新宿大会で相手はEXTREME&アイアンマン2冠王の平田一喜。シングル王者対決へ向けてMAOは「覚悟しとけ。ベルト洗って震えて、よく眠れ。平田とクリス・ブルックスしか俺の眼中にない」と言い切ったMAOは。「今日は仕方がねぇ。あっちのほうがスターだっただけだ。俺はここから這い上がる」と気持ちを切り替えていた。

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