11/28【新日本】オーカーンが毒霧噴射でWTL2勝目「余の魔力でプロレス界を救済してやる」 ムタ娘にも言及

『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』名古屋国際会議場イベントホール(2023年11月28日)
Aブロック公式戦　

　オーカーンが毒霧噴射で拷問軍を料理。HENAREとのコンビでWORLD TAG LEAGUE(WTL)2勝目を上げ、グレート・ムタの娘誕生にも触れつつ「余の魔力でプロレス界を救済してやる」と豪語した。

　1勝2敗で迎えた4戦目で、EVIL&裕二郎のHOUSE OF TORTUREコンビと激突。SHO、金丸義信、ディック東郷を引き連れた拷問軍サイドが、やはり5人がかりで襲いかかっていきなりオーカーン&HENAREは苦境を強いられた。

　レフェリー誤爆で無法地帯となるなか、HENAREはSHOのトーチャーツールを浴びてダウン。孤立したオーカーンに今度は金丸がウイスキーを噴射したものの、間一髪で避けてSHOに誤爆させたオーカーンは、逆に緑の毒霧を噴射だ。続けざまに裕二郎をエリミネーターで叩きつけ、3分足らずで逆転3カウントを奪ってみせた。

　拷問軍狩りでWTL2勝目。星取りを2勝2敗の五分に戻したオーカーンは「EVILは猫と会話できるのも、魔界の住人とコンタクトできるのも、おとぎ話だと思いやがった。それが敗因だ」と勝ち誇った。

　さらには「グレート・ムタの娘も生まれたらしいな」と、かつて共闘経験のあるムタに愚零闘咲夜(グレート・サクヤ)なる“娘"が現れたことにも言及。そのムタには結果的には裏切られているオーカーンだが「今、この世界には魔力の残滓(ざんさい)が残っている。色濃くな。このままでは、プロレス界どころではなく、世界が危ない! だからどうする。この、余の魔力でこの世界、プロレス界を救済してやる」と“救世主宣言"を放って、とにかくご満悦の様子だった。