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11/29【FMWE】大仁田が12・17鶴見へ世界タッグ戦要求 斉藤ブラザーズ「鶴見で俺たちに勝ったら挑戦させてやる」

 大仁田厚が29日、全日本・後楽園大会の試合前に来場し、12・17鶴見大会で対決する斉藤ジュン&斉藤レイに世界タッグ王座をかけるよう要求。斉藤ブラザーズは「12月17日の鶴見でお前らが俺たちに勝ったら挑戦させてやる!」と返答した。

 大仁田は12・17鶴見大会でデビュー30周年記念試合となる雷神矢口と組んで、ジュン&レイと「北側有刺鉄線電流爆破+有刺鉄線地雷ボード爆破+電流爆破バット+邪道ロケット」で対決する。

 この日、大仁田は全日本が興行を開催する後楽園ホールを訪れた。「大隅さん(ドリー・ファンクJr.PWF会長代理人・大隅良雄氏)に世界タッグに挑戦させてもらえないか聞きに来た」という邪道は開場前の会場内に足を踏み入れると、リングサイドにいる大隅氏を発見。「今度の12月のFMWEは、俺の盟友、雷神矢口選手のデビュー30周年記念試合。お祝いに世界タッグに挑戦させてもらうことはできませんか?」と丁寧な口調で問いかけた。

 大隅氏は困惑しながら「ドリー会長に聞いてみないと…」と返答。大隅氏が斉藤ブラザーズを呼び込むと、レイが「なにしに来やがった!」と息巻きながら駆け寄ってきた。大仁田が世界タッグ挑戦の意向を伝えると、二人は「12月17日の鶴見でお前らが俺たちに勝ったら、挑戦させてやる!」と自信たっぷりに言い放った。

 「世界タッグの重みは知ってるよ。(ジャンボ)鶴田さん、天龍(源一郎)さんだろ、それにスタン・ハンセンやテッド・デビアスも獲ったよな。あ、テッド・デビアスは2年前アメリカで会ったけど、元気そうだったよ(笑)。世界タッグは、昔はそうそうたる面子が巻いてたベルト。最近パッとしないと思ったら、斉藤ブラザーズが持って俄然面白いベルトになったじゃない」。そう評した大仁田は斉藤ブラザーズから言質を取ったことで「どうも失礼しました」と一礼し、足早に後楽園ホールをあとにした。

 今年2月にヨシ・タツをパートナーにアジアタッグ王座を戴冠した大仁田は同王座史上初の電流爆破デスマッチを実現。DDT9・18名古屋大会で秋山準&鈴木鼓太郎に敗れて陥落するまで防衛戦を電流爆破で行ってきた。今度は全日本のタッグの最高峰・世界タッグ王座戦を電流爆破で敢行するつもり。そのためにも12・17鶴見大会で斉藤ブラザーズ打倒を目指す。

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