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1/2【全日本】めんそーれが稔からGAORA王座奪還 立花が挑戦名乗り

『新春ジャイアントシリーズ2024』後楽園ホール(2024年1月2日)
GAORA TVチャンピオンシップ ○ブラックめんそーれvs田中稔×

 めんそーれが稔を破ってGAORA TV王座奪還を果たした。

 GAORA王座獲りに執念を燃やすめんそーれは12・6後楽園大会で大森隆男、ヨシ・タツを加えた4WAYマッチで王者・稔に敗れたものの、再挑戦をアピール。この日、一騎打ちによる早期挑戦の機会を得た。

 12・31代々木大会での前哨戦では稔に直接黒星を喫したばかり。迎えたタイトルマッチでもめんそーれは大苦戦。腕攻めの前に防戦一方となり、ダブルチョップやダイビングフットスタンプで反撃しても、ジャーマンで投げられ、ミノルスペシャルに捕まってしまう。丸め込みで切り返しても、ジャンピングハイキック、雪崩式フィッシャーマンバスターの猛攻で追い込まれた。

 それでもめんそーれはあきらめない。腕十字を切り抜けてラ・マヒストラルで丸め込む。ハイキックからの秘技・グラウンドコブラで丸め込まれても意地のキックアウト。最後はヘッドシザースからの丸め込みで逆転の3カウントを奪った。

 めんそーれが稔に雪辱を遂げ、GAORA王座を奪還した。試合後はハブポーズを交わしてノーサイド。バックステージでめんそーれは「やっと帰ってきた。このベルトの感触、俺が必ず獲り返したかった理由。だけど、この懐かしい、このGAORA」と喜びをかみしめ、「男と男として受け止めてくれたことに感シャー!してます。このGAORAは大事にしていきます、必ず」と稔に感謝しつつ誓った。そして次期挑戦者には立花誠吾が名乗りを上げ、さっそく初防衛戦が浮上した。

【めんそーれの話】「やっと帰ってきた。このベルトの感触、俺が必ず獲り返したかった理由。だけど、この懐かしい、このGAORA。稔さん、試合中、マスクはがすとかしたけど、1対1男と男として受け止めてくれたことに感シャー!してます。このGAORAは大事にしていきます、必ず。シャー!ンキュー」

【稔の話】「去年の1月22日にGAORA TVを獲ったものの、ここのリングで防衛戦なんてほとんどしてなかったから。持ってたけど、持ってなかったようなもんだから。俺は今日防衛したら、一番GAORA TVを懸けてやりたかった相手の名前を大公開しようと思ってたんだけど、まあ、ブラックめんそーれに獲られてしまったんで、その名前はあえて口に出さないようにします。全日本プロレスに上がり続けてたけど、ベルトを落としたから今日で終わりかなと思ったんですけど、大みそかに新たな目標ができてしまったんで。見ました? 土井選手と岩本選手と俺のトリオ。家に帰って、全日本プロレスTVを見たら、絵面がメチャクチャいいじゃないですか。これはもう6人タッグ王座挑戦への機運が1日で高まったなと。土井選手も岩本選手も同じ気持ちだと思うんで。こういうことを言うと、GAORA TVの時みたいに全日本の首脳陣が怒って、あえてタイトルマッチが組まれない可能性もありますので。ちょっとファンの意見を聞いてみてください。俺ら3人が6人タッグに挑戦し、6人タッグを巻いた時の絵面を想像してくれと。何にせよ、俺がGLEATに決めてやる」


【試合後のめんそーれ、立花】(第7試合後)

▼立花「ブラックめんそーれ、てめえランブルで喧嘩売ってきやがって、てめえ、このヤロー。あいつ今日、ベルト獲ったみたいだな。GAORAのベルト。挑戦者誰も決まってねえだろ? 今日決まったばかりだからよ」

※めんそーれが遅れて戻ってきて

▼めんそーれ「挑戦者いなくたって、そんなおかしくないだろ?」

▼立花「だから俺が挑戦表明してやってんだよ」

▼めんそーれ「お前のせいでバトルロイヤルは落ちちまったんだよ」

▼立花「知らねえよ、バカヤロー」

▼めんそーれ「いつでも受けてやるぞ」

※立花がつかみかかって乱闘しながら控室へ

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