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1/23【新日本】「ここに絶対帰ってきます」 ワトが左ヒザ前十字靭帯断裂で緊急欠場、SHO暴挙もデスペが救出

『Road to THE NEW BEGINNING』後楽園ホール(2024年1月23日)

 マスター・ワトが左ヒザ負傷のため緊急欠場。この日、対戦予定だったSHOがトーチャーツールで殴りつける暴挙を働いたものの、エル・デスペラードが救出。手術を受けることになったワトは「ここに絶対帰ってきます」と誓った。

 後楽園大会開始前、阿部誠リングアナがリングに立ち、ワトが左ヒザ前十字靭帯断裂の診断を受け、欠場すると発表した。これに伴い、セミファイナルで予定されていた「ワトvsSHO」は消滅。今大会は全7試合に変更となった。

 松葉杖をついて現れたワトはリングに上がると、ワトコールの中、「このたび今日の試合できず本当に申し訳ございませんでした。20日の名古屋大会で左ヒザを負傷してしまい、検査を受けたところ前十字靭帯断裂ということで、これから手術をしなければならないという現実を突きつけられました」と謝罪とともに報告。「ただ、欠場になってこの期間、この左ヒザを完璧に、いやそれ以上に治して、ここの舞台にまた戻ってきます。帰ってきたその日の試合はもちろん、今日ここでできなかったSHO。あんたの前で完全復活してやります」と復帰を誓った。

 そこへSHOが現れ、トーチャーツールでワトの左ヒザを殴打する暴挙を働いた。うめき声をあげるワトにマイクを向けたSHOは「今日のシングルマッチでよ、せっかくお前と正々堂々と試合できると思ってたのによ。困りましたね。俺もここまでくると困るわ。俺、強すぎて困るわ。去年のスーパージュニアの覇者でさえ、俺、強すぎるからよ。こうしてぶっ壊れて欠場に追い込んじまったよ。俺の強さも困るね」と嘲笑。「だからよ、今日は仕方ありません。お前はよ、こうしてここに来てるアホ面どもとカメラの向こうで、しかも無料で観てる貧乏人ども、そんなヤツらとそうやって地を這いながら大好きな大好きなデスペさんの応援でもしてろや。どうせ負けるんだからよ」と言い放った。

 倒れ込んだままのワトに「立てねえか? 立ってみろよ。お前、蛆虫みたいだな。せっかくだからお前マスター・ワトやめてマスター・マゴットだ。マスター・マゴットになるために手助けしてやるよ。トドメ刺してやる」と松葉杖を手にした。そこへデスペラードがやってきて、SHOは退散。デスペラードに救出されたワトは「必ずここに絶対帰ってきます」と改めて誓った。

【SHOの話】「おいおいおい、何が欠場だ。俺も強すぎて困るな。おい、もっと手加減した方がええか? 今日は正々堂々とやろうと思ってたのによ。どっちにしろ今日はよ。マスター。お前よ、いくら戻ってきたところで一緒だ。俺の前に立ちゃ、お前またぶっ壊れるぞ、おい。ナンボでもやったらぁ、おい!」

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