1/24【新日本】DOUKIがヒロムをピン 札幌一騎打ち「ますます楽しみになった」

『Road to THE NEW BEGINNING』後楽園ホール(2024年1月24日)
○DOUKI&SANADAvs内藤哲也&高橋ヒロム×

　DOUKIが2・24札幌大会での一騎打ちへ向けてヒロムにピンフォール勝ちを収めた。

　2・24札幌大会でIWGP世界ヘビー戦「内藤vsSANADA」を筆頭にL・I・JとJust 5 Guysがシングル5番勝負に臨む。DOUKIはヒロムと一騎打ち。札幌決戦へ向けて結果を出した。

　試合は内藤とSANADAのIWGP前哨戦で幕開け。内藤がネックロックで絞め上げると、丸め込み合戦で二転三転。ヒロムとDOUKIはスピーディーなせめぎ合いを展開し、DOUKIがドロップキックで先制すれば、ヒロムも串刺しラリアット、低空ドロップキックの連続攻撃でやり返した。

　内藤とヒロムが代わる代わるの腕攻めでDOUKIを劣勢に追い込んだが、ヒロムとの目まぐるしい読み合いをDOUKIがトペレベルサで制して一矢。再び内藤とSANADAが対峙すると、SANADAが低空、正調とドロップキックを連発し、プランチャを発射。SANADAのTKO、内藤のスイングDDTが不発に終わる読み合いから内藤が後頭部への低空ドロップキックで競り勝ったが、SANADAも同士討ちを誘うとドロップキックで反撃した。

　ヒロムにはSANADA&DOUKIのサンドイッチ延髄斬りがさく裂。DOUKIがノーザンライトスープレックスで追い討ちをかける。デイブレイクを阻止したヒロムは内藤のマンハッタンドロップ、スイングDDTによる援護射撃を受けると、ダイナマイトプランジャーでDOUKIを追い込む。ヒロムちゃんボンバーを叩き込むと、TIME BOMBの構えに入ったが、阻止したDOUKIがホルヘ・リベラ・スペシャルで丸め込んで逆転の3カウントを奪った。

　DOUKIがヒロムに値千金のピンフォール勝ち。「ようやく一本取ったぞ! 分かっただろ? 俺はよぉ、もう昔の俺じゃねえんだ。しかもよぉ、マグレの3カウントじゃなかっただろ? 丸め込みかもしれないけど、しっかりとした3カウントだ」と勝ち誇り、「今日ここで俺が3カウント獲ったことで、いろいろと変わってくるだろう。北海道、ますます楽しみになったんじゃねえか」と一騎打ちへ向けて自信を深めた様子だった。