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1/28【NOAH】YO-HEY&タダスケが奮戦・宮脇撃沈で大阪V2 ついにHAYATA&Eitaが挑戦へ

『SUNNY VOYAGE 2024』エディオンアリーナ大阪第2競技場(2024年1月28日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 ○YO-HEY&タダスケvs近藤修司&宮脇純太×

 NOAH大阪大会のメインを飾ったGHCジュニアタッグ王座戦で、王者のYO-HEY&タダスケ組が“師弟タッグ"近藤&宮脇組を熱闘撃破。地元・関西で2度目の防衛に成功し、満を持しての挑戦表明となったHAYATA&Eita組迎撃が決定的となった。

 今年最初のNOAH大阪大会メインを飾ったジュニアタッグ王座戦。目立ったのは宮脇の奮闘だった。

 2度のメキシコ遠征を経ても結果が出ない宮脇は昨年から近藤に師事。受け入れた近藤も「安易なカットには入らない」「ギブアップ禁止令」「3ヶ月以内に腹筋を割れ」など鬼教官っぷりを発揮し、宮脇も必死に食らいつき続けてきた。

 そして今年に入って王者タダスケからピンフォール勝ちを奪って挑戦表明。シングルマッチでの前哨戦でもタダスケを破り「“絶対"獲る」と師匠に誓って王座戦に臨んだ宮脇は、序盤から集中砲火を浴びても屈さず。近藤がカットに入らずとも自力で脱出し、近藤も宮脇との合体技"バビロン"を繰り出すなどして巻き返す。

 終盤には宮脇も多回転式の丸め込みでタダスケをニアフォールにまで追い込むと、逆襲を受けても近藤決死のカットにも助けられて雄叫び。近藤のキングコングラリアット→宮脇の一本背負い式変型ドライバーで3カウントを迫った。

 だが、3カウントは奪えない。逆にYO-HEYはカウンターのトラースキックを連発だ。なおも倒れずに向かう宮脇の姿に場内も熱を帯びたが、猛烈に突っ込んできたところをカウンターの顔面ドロップキックで打ち抜き、粘りを断ち切る3カウントを奪った。

 宮脇の奮闘が光ったものの、YO-HEY&タダスケがGHCジュニアタッグ初防衛。マイクを握ったYO-HEYは「今日は俺が3カウントを奪った。だけど、この試合の勝敗を分けたのはタダスケのアシストがあったからこそや!」とパートナーを称え、マイクを受け取ったタダスケも「地元・大阪で防衛しました。今日は1曲歌いたいと思います! やしきたかじんさんで『東京』!」と得意のボケをかまして、場内をズッコけさせた。

 が、流れたのはEitaの入場テーマ曲。HAYATAとともに現れたEitaは「俺たちはNOAHジュニアの顔だ。だから! このタイミングで俺たちがここに出てきたかわかるよな? 大阪のお前らもわかるよな? 言いたいことは一つだけだ」と言うと、マイクを受け取ったHAYATAが「そのベルト、俺らが獲って、俺とEitaが歌う」と挑戦表明&歌唱表明を突きつけて場内もどっと湧いた。

 HAYATAとEitaは昨年5月にまさかの電撃合体。タッグ王座戦線とは不気味に距離を置いてきたが、ここにきて満を持して勲章獲りに動いた形。それでも改めてマイクを握ったYO-HEYは「Eita、HAYATA確かに強いかもしれない。だけどな、俺たちは必ず勝つ。なぜなら! 俺とタダスケはGLGだからだ! 今日はありがとう!」と真っ向からの返り討ちを宣言して大阪大会を締めくくってみせた。

【試合後のYO-HEY&タダスケ】

▼YO-HEY「OK」

▼タダスケ「地元・大阪で防衛できた。防衛できました! 1曲歌おうとしたらクソ、邪魔しやがって! でもな、今度はしっかり防衛して1曲歌ってやるからな! なあ、YO-HEY」

▼YO-HEY「絶対に歌ってやろうぜ。タディーの歌の邪魔してくれたハヤタンとエイタン。確かにあの二人に触れれば、個々の能力、確かに俺たちより上かもしれない。だけどな、俺たちはジュニアタッグの頂点にいる二人だ。俺たちがあの二人に勝つことによってだ、タッグの面白みってのがどんどん広がっていくだろ。タッグの面白み、タッグの深み、そして俺とタダスケの絆っていうのをな、あの二人に必ず証明して、このベルトはどんな相手がこようが二人でずっとかっこよく守り続けてやるからな(とベルトにキス) 最後にタディー、気合のあれ、よろしく頼むぜ」

▼タダスケ「OK! G! L! G!」

▼YO-HEY「イヤアー!イエス! サンキュー、タディー!」


【Eitaの話】「おい、リング上で言った通りだ。なあ、もういうことないでしょ? あいつらごときに。一発で獲ってやるよ」

※HAYATAはノーコメント

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