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2/3【NOAH】仙台目前…GLGが“超イケメン行動”締めでタッグ防衛弾み グリーンがウルフ粉砕

『SUNNY VOYAGE 2024』埼玉・春日部ふれあいキューブ(2024年2月3日)
○アンソニー・グリーン&ジェイク・リー&ジャック・モリス&YO-HEY&タダスケvs征矢学&マサ北宮&稲葉大樹&ドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフ×

 あす(4日)仙台大会でのGHCタッグ王座戦「(王者)モリス&グリーンvsベイン&ウルフ(挑戦者)」に向けた最後の前哨戦で、グリーンがウルフを直接撃破。ちびっ子をリングに招き入れて勝利を分かち合う“超イケメン行為"とともに、翌日防衛へ弾みをつけた。

 米英イケメン王者とスゴ技ルチャ兄弟による仙台決戦に向けて春日部メインで最後の前哨戦。10人タッグマッチで激突し、中盤すぎにはやはりルチャ兄弟の超絶合体技が火を噴く。ウルフがモリスの背中を使っての飛びつき雪崩式フランケンを繰り出せば、ウルフもベインとの合体式スワンダイブドロップキックを見舞って場内もどよめきの連発となった。

 このままルチャ兄弟が押し切るか…と思われたものの、グリーンもウルフとのトリッキーな丸め込み合戦に持ち込んで流れを変調させると、ウルフのムーンサルトも自爆させ、必殺のスクリュー式フェイスバスター“M-58"をズバリ。モリスも低空GLGでベインを排除する好アシストをみせ、そのまま3カウントが数えられた。

 前哨戦ではルチャ兄弟に押されまくったグリーンだが、最後の前哨戦で見事に反撃。喜色満面で勝ち名乗りを受けると、さらに意外な行動に出た。

 ひとり場外へと降りるや拳王Tシャツを着込んだちびっ子を抱き上げ、リングに招き入れる。場内がどっと沸くなか、ちびっ子を中央にして記念撮影。さらには抱き上げてGLGの結束儀式“ひじタッチ"の輪に加え、多幸感が場内を包んだ。

 ちびっ子をおそらく“推し変"させたと思われる超イケメン行為で観衆のハートをがっちりキャッチしたグリーンを、GLGリーダーのジェイクも「AG(アンソニー・グリーン)はあまりにもグッドルッキングなことをしてしまった」とマイクで称賛。「いろんな動きが今、この団体内で起こっている。その中でも一番我々が今勢いがあって、結果を残しているのがGLGだ。これは動かない事実であり、そしてそのチームリーダーは私だ。あらためて宣言しよう! 私はこのチームをより発展し、そしてあらためて、いや、これからもこのNOAHのリングの舵を取ってやる」と大演説をぶって、春日部大会を締めくくってみせた。

 調印式ではルチャ兄弟から「ブサイク軍団」と罵られたが、イケメン行為で翌日防衛へ弾み。グリーンが「GLGというのは3つの要素がある。まずグッドタイムス、グッドバイブス、そしてグッドルッキング。そういうことなんだ」と強調すれば、モリスも「俺は簡潔に言っておこう。俺たちは明日、仙台でGHCヘビー級のタッグチャンピオンとして試合に出場し、そのまままたGHCヘビー級タッグチャンピオンとして仙台を後にすることになる」と改めて予告した。超ハイフライヤー兄弟か、超イケメンタッグか。仙台決戦のゴングはまもなく鳴る。

【試合後のジェイク&モリス&グリーン】

▼ジェイク「(拍手しながら戻ってきて)今日のMVPだ。(グリーンの肩に手をかけて)AG、アンソニー・グリーンだ」

▼グリーン「さあ、いよいよ明日、アルファ・ウルフ&ドラゴン・ベイン、お前らの相手になるのは、このGHCヘビー級タッグチャンピオンである俺たちアンソニー・グリーンとジャック・モリスだ。言っておこう。GLGというのは3つの要素がある。まずグッドタイムス、グッドバイブス、そしてグッドルッキング。そういうことなんだぞ」

▼モリス「俺は簡潔に言っておこう。俺たちは明日、仙台でGHCヘビー級のタッグチャンピオンとして試合に出場し、そのまままたGHCヘビー級タッグチャンピオンとして仙台を後にすることになるからな」

▼ジェイク「二人の意気込みは皆さんに届いていることだろう。(テレビカメラに近づきながら)なので明日ぜひ、ぜひ仙台にぜひご来場くださいませ。おっと、あまりにも前に行き過ぎてしまった。ということでね、我々の試合、そして動向を見逃さず、これからもぜひ見ていただきたい。明日の仙台、楽しみにしていてくれ」

プロ格 情報局