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2/3【WWE】女子ランブル戦覇者ベイリーがレッスルマニアでWWE女子王者イヨに挑戦決定

 女子ロイヤルランブル戦覇者ベイリーが現地時間2日、アラバマ州バーミンガムで行われたスマックダウンでWWE女子王者イヨ・スカイに宣戦布告。『レッスルマニア40』(4・6&7フィラデルフィア)で両者による王座戦が決まった。

 ロイヤルランブル戦を制し、レッスルマニアで世界女子王者リア・リプリーに挑戦する青写真を描いていたベイリー。先月27日の『ロイヤルランブル』で女子ランブル戦に優勝し、レッスルマニアでの王座挑戦を決めた。

 4日前のロウでリアを襲撃したナイア・ジャックスから「イヨを選ぶのもいいし、他の誰でもいいわ。でもリアだけはレッスルマニアまでもたない」と迫られたベイリーは「今週のスマックダウンで相手を指名するわ」と宣言していた。てっきりリアへの挑戦を選ぶものと思われたが、この日、雲行きが変わった。ダメージCTRLの盟友であるはずのイヨ、アスカ、カイリ・セインがバックステージでベイリーの陰口をささやき合い、イヨは「心配しないで。ベイリーは今夜で終わる」と裏切りと受け取れる言葉を口にした。

 これをベイリーが目撃していたが、イヨらは気づかず。「ベイリー」コールの大合唱の中、イヨ、アスカ、カイリとともにリングに登場したベイリーは「レッスルマニアって聞くといろいろと思い出すわ。あの舞台ですべてを成し遂げてきた。でも今年は特別ね。今年は私一人でここまで来られなかった。私は一人じゃなかった。仲間がいた。ダメージCTRLは史上最強の女子ユニット。それ以前に私たちは家族なのよ」と切り出した。「レッスルマニアって聞いて思い浮かぶのは最高の瞬間、魔法のような時間、そして最強の自分にならなければならない。最強になるためにはリア・リプリーを倒さなきゃいけない」と続けたベイリーは「でも別の道もある。なぜならチャンピオンになることが全てではないから。時には自分の気持ちに正直にならなくちゃいけない。時には仲間や友人だと信じていた人たちに対しても証明しなきゃいけない」と言い切った。

 動揺するイヨらに向かってベイリーは「なんかおかしい? ワタシ、ワカルヨ。あんたたちがこそこそ陰口を言ってたのを聞いて覚えたの。知らないとでも思ってた?」と日本語も交えて言い放つと、「なんで? 私はダメージCTRLを最強にしたかっただけなのに。それをレッスルマニアで成し遂げたいと思っていたのに。どうして私を信じられなかったの? イヨ、あんたどうしちゃったの? 私とダコタと3人でスタートして凄くうまくいっていたのに、何で裏切ったの?」とイヨに詰め寄った。

 ここでアスカとカイリが背後からベイリーを襲撃。大ブーイングの中、カイリがベイリーを羽交い絞めにしてアスカがミドルキックをお見舞い。さらにカイリもカカト落としを振り下ろした。するとベイリーはリング下から鉄パイプを持ち出し、アスカとカイリをめった打ちにして報復。イヨにも殴りかかろうとした。イヨはベルトを構えて迎撃の構え。二人がしばし見合うと、ベイリーはリングを降りたイヨに向かって「イヨ、レッスルマニアで会いましょう」と宣戦布告した。

 ベルト独占を目指していたはずのダメージCTRLに亀裂。その後、イヨとベイリーのWWE女子王座戦決定がアナウンスされた。

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