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2/4【NOAH】大原コール断ち切った “3分予告”ダガが15分でGHCジュニア薄氷V3

『CROSS OVER 2024 in SENDAI』宮城・仙台サンプラザ(2024年2月4日)
GHCジュニアヘビー級選手権試合 ○ダガvs大原はじめ×

 GHCジュニア王者のダガが大原を破って3度目の防衛に成功。「3分以内に倒す」と予告していたが、15分かけてデビュー20周年イヤーでの戴冠を目指す挑戦者の執念を断ち切った。

 ノアジュニアの“新絶対王者"として君臨するGHCジュニア王者・ダガに、デビュー20周年イヤーとなる大原が挑戦。大原を徹底的に見下すダガは「3分以内に倒す」と予告し、前夜の最終前哨戦ではわずか101秒で大原から3カウントを奪う“予行演習"まで繰り広げていた。

 やはりのっけからダガが積極的に仕掛けたものの、大原もルチャの引き出しを次々と開けながら応戦。丸め込みを連発して、あわや“逆"3分葬のシーンすらあった。

 試合は3分どころか10分を超えるシーソーゲームに。中盤には断崖式フランケンシュタイナーまで敢行した大原が、鮮やかな切り返しからのムイビエンでダガを追い込み、奥の手・ウラカンラナで3カウントを迫る。キックアウトされても鮮やかな風車式のエメラルドフロウジョン、旋回落下式バックブリーカーと猛攻を続け、場内を大原コールに染め上げた。

 背中を押された大原もダガの反撃を、なんとラ・ミスティカで切り返してみせたが、ダガはサミングで脱出。ブーイングにも構わず変型キークラッシャーで突き刺すと、ダイブ式のコードブレーカーで飛びつく。なおも大原は追撃をムイビエンクラッチで切り返したものの、ギリギリで肩を上げたダガは、強烈ラリアットからのディアブロウイングスで3カウントをもぎ取った。

 終わってみれば3分を大幅に超え、15分と40秒かけて大原の執念を断ち切った形となったダガ。顔をしかめながら勝ち名乗りを受けたものの「大原、お前は何でもないんだ。俺こそが最強のGHCジュニアヘビー級チャンピオン。今までのNOAHの中でも一番優れた最強のチャンピオンだ」とやはり高飛車に豪語。「これで3度目の防衛。100回でも防衛してやる」と改めて“半永久王者"宣言を放ってみせた。

【ダガの話】「大原、お前は何でもないんだ。俺こそが最強のGHCジュニアヘビー級チャンピオン。今までのNOAHの中でも一番優れた最強のチャンピオンだ。これで3度目の防衛。俺はこれを100回でも防衛してやるからな」

【大原の話】「見ての通り完敗だよ完敗。だけど3分超えただろ? 俺みたいにな、あきらめなかったら、ちょっとは成長できるのをみせれただろ? 次は必ずあいつからベルト獲ってやる。あきらめねえぞ」

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