プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

2/4【新日本】WAR DOGSがIWGPジュニアタッグ1ヵ月ぶり奪回 帝国軍との大阪金網戦へ「全ての暴力と痛みを与える」

『Road to THE NEW BEGINNING』後楽園ホール(2024年2月4日)
IWGPジュニアタッグ選手権試合 ○クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニーvsTJP&フランシスコ・アキラ×

 “BC WAR DOGS"コナーズ&モロニーが1ヵ月ぶりの再戦でCatch2/2に雪辱を遂げ、IWGPジュニアタッグ王座を奪回。2・11大阪大会での金網戦へ向けてWAR DOGSは「全ての暴力、痛みをてめえらに与える」とUNITED EMPIREに引導を渡す構えを見せた。

 “Catch2/2"TJP&アキラが1・4東京ドーム大会でコナーズ&モロニーを下し、半年ぶりのジュニアタッグ王座返り咲きを果たした。翌1・5墨田区大会でWAR DOGSがフォークでアキラを血祭りに上げてリマッチを要求。この日、Catch2/2初防衛戦となる再戦が実現した。

 戦前、ヘビー級転向を示唆したTJPにアキラが不信感を示したことで、二人の間に亀裂が入っていたが、Catch2/2は息の合ったドロップキック&プランチャの同時発射で先制。合体フェースバスターでコナーズをイスの上に叩きつけたが、WAR DOGSは場外戦に持ち込むと、コナーズがスピアーでアキラをテーブルに激突させて逆転。ここからTJPに集中砲火を浴びせて試合を支配した。

 アキラがトペコンヒーロでコナーズとモロニーに突っ込んで王者組が挽回。ダイビングボディアタック、ハイキックと攻め立てると、コナーズはスピアーでアキラを吹き飛ばして逆襲する。ならばとTJPがモロニーにスワンダイブ式エルボー、顔面ウォッシュと攻勢を続け、コーナーに逆さ吊りにすると、アキラが低空ドロップキック、TJPがダイビングフットスタンプを立て続けに見舞った。

 コナーズが介入すると、TJPを踏み台に飛びついたアキラをパワースラムで迎撃。WAR DOGSがサンドイッチ攻撃の構えに入ると、TJPがアキラを突き飛ばし、身代わりとなった。モロニーがドリラキラーで突き刺してアキラを撃退し、FULL CLIPを狙ったが、TJPはコナーズへのブラックミストで阻止。コナーズのスピアーをモロニーに誤爆させると、蘇生したアキラとのファイナルカット&ダイビングフットスタンプの合体技をさく裂。掟破りの逆スピアー&ゴアを決めると、掟破りの逆FULL CLIPの構えに入った。

 これはコナーズがTJPにスピアーを叩き込んで阻止。アキラがミサイルキックでコナーズを蹴散らしても、モロニーがラリアットを叩き込んだ。TJPにトラースキックを立て続けに見舞うと、WAR DOGSは掟破りの逆2/2を決めた。FULL CLIPが不発に終わると、アキラが雪崩式フランケンでコナーズを叩き落とし、TJPもスイングDDTでモロニーを撃退。合体技ザ・リーニングタワーの構えに入った。

 だが、モロニーがフォークを手にすると、1・5墨田区大会での悪夢がよみがえったかアキラは動揺。それでもスワンダイブ攻撃を放ったものの、コナーズがスピアーで撃墜。すかさずスピアー&ゴア、FULL CLIPと合体技を連発したWAR DOGSがアキラを仕留めた。

 1ヵ月ぶりの再戦でWAR DOGSがCatch2/2に雪辱を遂げ、IWGPジュニアタッグを奪回。試合後、フィンレーも加わって3人がかりでアキラを暴行した。そこへグレート-O-カーン、ジェフ・コブがやってきたが、モロニーがオーカーン、コナーズがコブをベルトで殴打。さらにフィンレーがコブが痛めている左足をシレイリで殴りつけた。

 暴挙の末にリングを占拠したWAR DOGS。マイクを手にしたフィンレーが「ニューIWGPジュニアタッグチャンピオン、ドリラ・モロニー&クラーク・コナーズ。BULLET CLUB WAR DOGSだ!」と勝ち誇ると、外道は「2月11日、大阪の金網の中でありとあらゆる、考えうる全ての暴力を、全ての痛みをてめえらに与えるぞ。UNITED EMPIRE、てめえらはそこで終わりだ」と予告した。それでも飽き足らないとばかりにフィンレーがアキラにイスの上へのパワーボムを敢行。大阪金網戦が迫る中、後楽園大会はバッドエンドで幕を閉じた。

プロ格 情報局