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2/4【新日本】シングル勝ち抜き戦目前 上村が辻から鮮やかタップ奪取

『Road to THE NEW BEGINNING』後楽園ホール(2024年2月4日)
○上村優也&SANADA&タイチ&DOUKI&TAKAみちのくvs内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHI&辻陽太×

 L・I・JとJust 5 Guysの5対5シングル勝ち抜き戦を翌日に控える中、上村がフランケンシュタイナーからの腕ひしぎ逆十字固めで辻にギブアップ勝ちだ。

 IWGP世界ヘビー戦「内藤vsSANADA」を筆頭とする2・24札幌大会でのシングル5番勝負へ向けた前哨戦が続くL・I・JとJ5G。明日2・5後楽園大会で5対5シングル勝ち抜き戦を控える中、この日もフルメンバー同士で激突した。

 まずはDOUKIが開始早々、ヒロムにスープレックス・デ・ラ・ルナを仕掛ければ、阻止したヒロムはトペレベルサを発射。TAKAがジャストフェースロックでBUSHIを絞め上げ、スピンキックで反撃されても、スーパーKで応戦する。鷹木とタイチも真っ向勝負。鷹木がショルダータックルでなぎ倒せば、タイチはフロントハイキックで応戦。ならばと鷹木は龍魂ラリアットを叩き込んだが、タイチもアックスボンバーでやり返した。

 そしてIWGP世界王者・内藤と挑戦者・SANADAが向き合った。低空、正調とドロップキックを連発したSANADAはJ5Gメンバーの援護射撃を受けると、4人同時のフロントハイキックを叩き込む。内藤がラウンディングボディプレスを回避すると、ヒロム&BUSHIとトリプル低空ドロップキックをさく裂。連係には連係で対抗した。なおも内藤がスイングDDTを仕掛けたが、阻止したSANADAはネックスクリューで逆襲した。

 終盤、辻と上村が激しい打撃戦で火花。辻がエルボーを連発すれば、上村はチョップ連打でやり返す。フロントハイキック、風車式バックブリーカーで辻が攻勢に出たが、上村もカンヌキスープレックスの構え。これを阻止されてもフランケンシュタイナーからの腕ひしぎ逆十字でガッチリ。一気に絞め上げて辻からタップを奪った。

 1・4東京ドーム大会での一騎打ちで勝利した上村だが、辻から余裕を奪えないままだった。2勝目を挙げた上村は「辻、いつまでもスカしてんじゃねえよ」と感情を爆発。2・24札幌大会の一騎打ちを前に勝ち抜き戦でも当たる可能性があり、「次はお前、余裕かましてたらお前の腕へし折るぞ」と通告してみせた。

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