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2/4【新日本】EVILが海野眼前で暴挙 NEVERベルトを黒く染めて「邪気ついてる」

『Road to THE NEW BEGINNING』後楽園ホール(2024年2月4日)
EVIL&SHO&成田蓮&高橋裕二郎&金丸義信vs海野翔太&エル・デスペラード&マスター・ワト&ボルチン・オレッグ&真壁刀義×

 NEVER王者・EVILが「前チャンピオンの邪気がついている」と言い張り、ベルトをスプレーで黒く染め上げる暴挙。次期挑戦者の海野は激怒した。

 遺恨が激化する一方の海野たちとHOUSE OF TORTUREが10人タッグマッチで激突。2・23札幌のNEVER王座戦「(王者)EVILvs海野(挑戦者)」、スペシャルシングルマッチ「デスペラードvsSHO」に向けての前哨戦になった。

 デスペラードは1・24後楽園で奪い取られたマスクを見せつけてきたSHOに突進。乱闘で試合はスタートする。拷問軍は総出でデスペラードを暴行。SHOも顔面をかきむしるなどして痛めつけるが、デスペラードも喧嘩腰のファイトで譲らず。馬乗りになってチョーク攻撃を仕掛けた。

 試合は拷問軍ペースで進んだが、海野が流れを変える。ひとりでHOUSE OF TORTUREをナデ斬りにして、大きな歓声を巻き起こした。EVILには踏みにじられたものの、スイング式DDTで突き刺してキッチリとお返しする。

 海野が作った流れに乗って、正規軍&CHAOS連合がEVILに連続串刺し攻撃を浴びせた。真壁も奮戦し、「真壁」コールを巻き起こすが、SHOがレフェリーの注意を引きつけているスキに、金丸がウイスキーを顔面に噴射すると一瞬にして暗転。EVILは必殺のEVILで真壁を沈めた。

 試合後、拷問軍は海野を場外で暴行。SHOがマスクを持って逃走すると、デスペラードはあとを追いかけていく。EVILはベルトをわざとリングに落とし、笑みを浮かべると、マイクを持つ。そして、「現チャンピオンのこの俺がよ、せっかくこのベルトの価値を高めようとしているのに、どうやらこのベルトには前チャンピオンの邪気がついているみたいだな。いいか、この俺がよ、このベルトの邪気ばらいをしてやるよ。見とけ」と宣言し、黒いスプレーをベルトをぶっかけた。

 真っ黒にベルトを染め上げると、前王者のタマ・トンガからNEVER王座を託された海野は怒り心頭。ブチ切れてリングインするが、EVILは場外に退避する。EVILが「まだ邪気がついているみたいだな」とベルトを投げ捨てると、ブチ切れた海野がテーブルを担いで追いかけたが、あとの祭りだった。

 EVILは「人がよ、せっかくこのベルトの邪気ばらいしてやったのによ、あいつは、なんだってあの態度は」と海野を糾弾。自分たちの暴挙は差し置いて、「テーブルなんか持ち出してよ、オイ。仮にもこのリングは“KING OF SPORTS"だぞ、この野郎、オイ。名に恥じることすんな」と通告した。

 一方、海野は「ふざけんなこの野郎! 習ってこなかったんか? やっていいこととやっちゃいけないことの一線を越えたな、テメーこの野郎」と怒りが収まらず。「ベルトを粗末に扱うヤツだけは、俺は絶対に許さない。どんな理由があろうと、どんなに強かろうが、知名度があろうが、人気があろうが、ベルトに対してリスペクトもないチャンピオンに怒りしか覚えねえよ」と吐き捨て、「必ず、必ず、お前からNEVERのベルト、奪ってやる!」と改めて誓ってみせた。

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