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2/4【新日本】“最後のシングル”へ棚橋「オカダのことしか考えられない」

『Road to THE NEW BEGINNING』後楽園ホール(2024年2月4日)
○ザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&藤田晃生vs棚橋弘至&石井智宏&YOH&田口隆祐×

 オカダ・カズチカとの“最後のシングル"を控える棚橋が好調ぶりを披露。「今、俺の頭の中はオカダのことしか考えられない」と言い切った。

 オカダが1月いっぱいで新日本を退団。2・11大阪、2・23&24札幌2連戦の3大会を最後に新日マットを去る。大阪大会で相手を務めるのが棚橋。2012年2月大阪大会でオカダが棚橋を破ってIWGPヘビー初戴冠を果たした“レインメーカーショック"から12年、所も同じ大阪で惜別マッチが実現する。

 この日、棚橋は石井&田口&YOHと組んで、ザック&ニコルス&ヘイスト&藤田のTMDKと対戦。先発を買って出ると「棚橋」コールの中、ニコルスを相手に先手争いを展開。その後、ニコルスとヘイストをドラゴンスクリューなどでなで斬りにして好調ぶりを見せつけた。石井とのダブルドロップキックもヘイストに決め、ツイストアンドシャウトをさく裂させたが、最後は田口がザックの変型スリーパーに敗れた。

 敗戦に終わったものの棚橋自身は好調。オカダ戦の先には2・23札幌大会で元WWEマット・リドルとのTV王座V2戦も控える。「今シリーズ、山が二つあります。今、僕の頭の中はどうなってると思います? 社長業20%、オカダ40%、リドル40%」と切り出すと、「というのは間違いで、社長業は100%、レスラーの時は戦う目前の相手に100%」と訂正。「だから今、俺の頭の中はオカダのことしか考えられない」と言い切った。何度も激闘を繰り広げ、新日本の中心を担ってきたオカダは当然、逸材にとっても特別な存在。棚橋は“大阪オカダ戦"へ向けて全神経を集中している。

プロ格 情報局