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2/13【WWE】中邑が“WWEデビュー戦の相手"ゼインに勝利 次週一騎打ちへコーディがマッキンタイア撃退

 中邑真輔が現地時間12日、行われたロウで“WWEデビュー戦の相手"サミ・ゼインと一騎打ち。ドリュー・マッキンタイアの介入もあって勝利した。試合後、二人がかりでゼインを暴行していると、次週、マッキンタイアとの一騎打ちが決まったコーディ・ローデスが駆けつけ、二人を蹴散らした。

 先週、中邑はコーディとのブルロープマッチに敗戦。試合後、マッキンタイアがコーディを襲撃し、クレイモアを叩き込むと、中邑も蹴りを見舞うなど加勢していた。そこへコーディ救出に現れたのがゼイン。中邑とマッキンタイアを蹴散らした。

 試合前の客席でゼインがインタビューを受けている映像が流された。先週、イリミネーションチェンバー戦の予選でランディ・オートンに敗れているゼインはレッスルマニアでの王座挑戦が絶望的となったが、「俺が王者になる。簡単な道のりではないが王者になるために歩みたい道だ」と発言。すると中邑がビジョンに登場し、「サミ、どうしたんだ? 忘れちゃったのか? 数々の栄光を手にしてきたその瞬間を。今のお前は悲惨。みじめに振る舞って。そうか、同情が欲しいのか? そうだろ? 俺の知ってるお前はそれはそれは賢い男だ。コーディのように。今夜、リングで本物のお前を見せてやる。人をだまし、スポットライトを浴び続けようとした本当のお前を。感情を吐き出せ。そうじゃねえと容赦はしねえ。今夜お前のチャンスは消える。心配すんな。魂だけは拾ってやる。俺は俺の戦いを続けるまで」と挑発を繰り返しつつ宣戦布告。この日のメインで両者による一騎打ちが組まれた。

 ゼインは2016年4月、中邑がNXTデビューを果たした時の相手。「カモーン!」と挑発した中邑はヒザ蹴り連打で先制し、コーナーに乗せてのランニングニーを見舞うと、スリーパーで絞め上げる。耐えるゼインをスライディングジャーマンで叩きつけた。

 ゼインもリバースパワースラムを阻止し、みちのくドライバーIIで逆襲。ラリアットで中邑を場外に叩き落とすと、トペコンヒーロで突っ込む。それでも中邑はミドルキックで応戦し、エルボー合戦をジャンピングスピンキックで競り勝ったが、ゼインに旋回式ブルーサンダーで叩きつけられた。

 場外に逃れた中邑は突っ込んできたゼインをジャンピングハイキックで迎撃。後頭部へのダイビングニーを発射し、グラウンドでのヒザ蹴り連打を浴びせる。再びダイビングニーを後頭部にぶち込んだが、キンシャサはゼインはカウンターのラリアットで迎撃。左右の張り手を乱れ打ち、エクスプロイダーでコーナーに投げつけたが、ここでマッキンタイアがリングサイドに現れた。気を取られて背中を向けたゼインの左足裏に低空ドロップキックを見舞った中邑は後頭部にキンシャサを突き刺して一気に3カウントを奪った。

 試合後、マッキンタイアと中邑が二人がかりでゼインを暴行していると、コーディがやってきた。レッスルマニアでWWEユニバーサル統一王者ローマン・レインズへの挑戦を控えるコーディは次週のロウでマッキンタイアとの一騎打ちが決定。マッキンタイアにコーディカッター、中邑にクロスローズを次々に決めてゼインを救出すると、「カモーン!」とマッキンタイアを挑発した。

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