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2/14【ブラッドスポーツ】ジョシュ・バーネットが『ブラッドスポーツ』初の日本大会6・22両国の開催を発表 鈴木みのるの参戦が決定

 ジョシュ・バーネットが主宰する「Josh Barnett's Bloodsport」初の日本興行となる6・22両国大会『ジョシュ・バーネット ブラッドスポーツ 武士道』の開催発表会見が14日、東京・帝国ホテルで行われ、バーネット、鈴木みのるの参戦が決まった。

 ブラッドスポーツはバーネットがアメリカで開催しているイベント。今年4月に第10回大会を控えている。ノーロープのリングで戦い、KO、ギブアップ、レフェリーストップのみ決着となるルール。「ロープに頼らない、選手の本当の技量によるパフォーマンスが全ての頼りになる」というのが目的だ。2019年4月2日にはバーネットと鈴木が対決し、25分時間切れ引き分けに終わっている。また、昨年3月には新日本退団後の飯伏幸太も参戦している。

 この日、初の日本大会の開催が発表され、バーネット、鈴木の参戦が決まった。バーネットは「私が目指しているブラッドスポーツはレスリングの最も純粋な部分がやりたい。プロレスリングにはいろんなショーがあって、派手なパフォーマンス、本当にいろんなものが世界中で行われているが、その中で私はレスリングで最もピュアなものを出していくべき」と考え、それを表現できる場がブラッドスポーツだという。

 「アントニオ猪木、ビル・ロビンソン、カール・ゴッチ、たくさんのレジェンドから学んだものをマットの上で見せていきたい」というバーネットはブラッドスポーツの戦いを日本でも披露することを決めた。この日、対戦カードの発表はなかったものの、「今、世界中で最強の選手を探している。心と技術の両方を兼ね備えたレスラーを探している」といい、「このブラッドスポーツで戦いたい選手がいれば名乗りを上げてほしい」と出場選手を募った。

 自身は昨年のNOAH9・3大阪大会で船木誠勝にGHCマーシャルアーツルールで勝利して以来、約10ヵ月ぶりの日本での試合出場となる。おのずと鈴木との決着戦が期待されるところで、「最高のアスリートでいるためには技術、それと同時にいろんな大会でのタイトルを持っていないといけない。それが選手のスピリットを表す。スズキサンはそういったものすべてを持っている。ブラッドスポーツに欠かせない存在」と評したバーネットは「俺たちはプロフェッショナルレスラーだ。リマッチというのはいつどこでもやってもいい」と前向き。一方で「ただ、世界にはいろんなファイターがいて、そんな選手にチャレンジすることも意味がある。まだどうなるかわからない」と含みをもたせた。

 一方、鈴木は「俺から言えるのは、ただの普通の1試合だと思ってます。別に特殊なルールであろうが、どこの場所であろうが、それがたとえ走る列車の中であろうと、原っぱであろうと、有刺鉄線のあるリングであろうと、どこの場所であろうと、俺にとったらただの1試合なので。って感じかな」と変わらぬ戦うスタンスを強調。バーネットとの再戦も含め、両国大会で誰と対戦することになるのか注目され、「俺が誰と戦いたいかよりも、誰が俺と戦いたいか。俺がチョイスしてお願いしますという形じゃない。俺と戦いたいヤツを俺がチョイスする側」との意向を示した。

☆6/22(土)東京・両国国技館『ジョシュ・バーネット ブラッドスポーツ 武士道』開始時間調整中

[出場予定選手]
ジョシュ・バーネット
鈴木みのる
ほか

プロ格 情報局